【実体験から語る】短期退職・第二新卒が転職で気をつけるべき2つのこと

転職活動をする若手

私は新卒で入社した会社を半年で辞めました。

その後転職活動をはじめ、3か月後には希望の会社から内定をもらうことができました。

この経験を振り返り、短期退職、第二新卒として転職活動をする際に気をつけるべきことを紹介できればと思います。

ちなみに面接や職務経歴書がどうこうという話はしません。それらのノウハウはネットや本を参考にしていただければと思います。

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転職活動がうまくいかなくても諦めない・妥協しない

転職活動をする

転職活動がうまくいくとは限りません。

とくに第二新卒ははじめて経験する転職活動なので、職務経歴書やら退職理由やらいろいろと悩みます。

私の場合、最終的には希望の会社から内定をもらうことができましたが、決して簡単とはいえない転職活動でした。

会社を辞めてから、正式な内定通知をもらうまでかかった期間は丸3か月。

内定をもらうまで20社以上に応募しています。

なかなか内定をもらえないと、転職活動を早く終わらせたいという気持ちから「もう入社できればどこでもいいのではないか?」と考えるようになります。

転職活動に妥協したくなってくるのです。

しかし絶対に踏みとどまってください。絶対に妥協なんてしないでください。

妥協したら退職した意味がない

こんな会社がいい、こんな仕事がいい。

現状を変えたい。人生をより良くしたい。

満足できる会社に転職するのが目的で、新卒で入社した会社をわざわざ退職することにしたのです。

色々な葛藤や覚悟もあったでしょう。

それにもかかわらず「転職活動が大変だから」という理由で、希望条件に合っていない会社に妥協して転職してしまってはまったく意味がありません。

短期退職というリスクを背負って転職活動をしたのに、妥協しててきとうな会社に転職してしまっては後悔するだけです。

満足できなくて、また転職活動をはじめるだけです。

短期退職、第二新卒でも会社を選ばなければいくらでも転職できます。

しかし、どれだけ転職活動が大変でも、なかなかうまくいかなくても条件に妥協するべきではありません。後悔するだけです。

転職アドバイザー(コンサルタント)に振り回されないようにする

転職エージェントを使うと、アドバイザーが色々とアドバイスをくれます。

面接対策をしてくれたり、職務経歴書の添削をしてくれたり、とてもありがたい存在であることは間違いありません。

しかしアドバイザーのアドバイスだからといって希望条件を曲げたり、条件に妥協したりして興味のない会社に転職しないように気をつけるべきです。

たとえばなかなか内定をもらえないと、「別の業界、職種にも視野を広げてみましょう」といったように希望とは少し違う求人を提案されることがあります。

そんな時、「アドバイザーがそういうなら」ということで自分の希望を曲げてしまいそうになるのです。

提案された求人に、本当に興味を持てるならいいでしょう。

また転職の目的が「前よりも良い会社」という場合も同様です。

しかし「あまり興味が持てない」という場合や、「どうしてもやりたい仕事がある」「就きたい仕事がある」といったように希望が明確である場合は、無理にアドバイザーの提案に従う必要はありません。

アドバイザーの提案だからといって条件に妥協したり、条件を曲げたりして転職しても後悔するだけです。

※転職エージェントの使い方は以下のページで解説

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資金繰りに困らないようにしておく

転職活動資金はあるか

退職してから転職活動をはじめる場合に限りますが、資金繰りに困らないように注意したほうがいいです。

できれば3か月分くらいの生活費を貯めてから会社を辞めるのがおすすめです。

私の場合は、貯金がほとんどない状態で会社を辞めてしまったので、アルバイトをしながら転職活動をしていました。

転職活動に大きな支障がでたわけではありませんが、それでも深夜にアルバイトをして、昼間に面接にいくのは大変でした。

できればアルバイトなんてしないほうが転職活動に集中でき、短期で内定をもらえると思います。

ですから最低でも3か月分くらいの生活費を貯めてから会社を辞めるのがおすすめです。

失業保険を使うなら、受給条件をちゃんと調べておく

失業保険を考えている人もいると思いますが、失業保険はだれでももらえるわけではないので注意が必要です。

たとえば受給に必要な条件として「離職日以前の2年間に被保険者期間が12か月以上」というものがあります。

つまり12か月以上働かないともらえないのです。

私も失業保険に期待していたのですが、被保険者期間が6か月だったため受給対象外でした。

他にも受給に必要な条件が色々とあります。

事前に調べておかないと「もらえると思っていたのにもらえない」ということなり、転職活動中の生活に苦労します。

頼れるなら親を頼る

お金に困った時は親を頼ることをおすすめします。

別のお金を借りるというわけではなく、実家に帰ってもいいということです。

実際、私は退職にすると同時に実家に戻りました。

離職中、アルバイトだけで家賃と生活費を稼ぐのはどう考えても大変であり、確実に転職活動に集中できなくなると思ったからです。

転職活動に、集中するにはある程度の経済的余裕、精神的余裕が必要です。

生活費を稼ぐために、アルバイト漬けになってしまっては余裕もへったくりもありません。

余裕がなければ転職活動もうまくいきません。

頼れる親がいるなら、帰れる実家があるなら利用するべきです。

最悪、生活費も親から借りればいいでしょう。転職先が決まってからでも十分に返済できます。

大切なのは理想の会社、理想の仕事に転職することです。