「第二新卒とは? 既卒とは?」各定義についてと第二新卒と既卒の求人の探し方

転職で悩む女性
「自分は既卒なのか第二新卒なのか?」
「どうやって求人を探せばいいのか?」

そんな悩み解決するために、第二新卒と既卒の各定義と、求人の探し方について解説します。

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第二新卒とは?

明確な定義はありません。便宜上、新卒で入社した企業を数年以内(1年~3年程度)に辞めて転職活動を行う人を第二新卒と呼んでいるだけです。

「第二新卒」は、「未経験」や「ブランクあり」などと同じように、カテゴリーの一つに過ぎません。そのため転職する際は、中途採用枠で入社します。

転職者向け求人サイトで見つけた求人に、「第二新卒歓迎」という記載がないからといって第二新卒が応募ができないということはありません。

入社時期は4月ではなく、企業と話し合い都合の良い日を決めます。(都合の良い日が4月1日なら4月入社になります)

第二新卒が入社できる企業の求人を探す方法

第二新卒向け求人を探す際は、中途採用向け求人サイト・転職エージェント、もしくは第二新卒向けの求人サイト、転職エージェントを利用します。

新卒という言葉がついていますが、新卒ではないので、新卒向け求人サイトを利用しないように注意しましょう。時々間違えて新卒向けサイトに登録しようとする人がいます。

以下のページでは、転職エージェントを一覧で紹介していますが、第二新卒であれば、こちらで紹介している転職エージェントはすべて利用できます。

第二新卒におすすめの転職エージェント【5選】
【第二新卒専門エージェント限定】ここでは数ある転職エージェントのなかから、第二新卒専門の転職エージェントだけを紹介します。誰でも使えるような大手のエージェントは除外しているので、このページを読めば本当に第二新卒が使うべきエージェントがわかります。
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既卒とは?

一般的に学校(大学、専門学校など)を卒業して就職していない人のこと既卒と呼びます。第二新卒との違いは、一度、就職しているかどうかです。

既卒に明確な定義はなく、フリーターやニートとも明確な違いはありません。

採用企業からすれば、既卒もフリーターもニートも、すべて同じです。そのため、「○年以内なら既卒枠で就活できる」「来年からはフリーターだ」と考えるのは何の意味もありません。

企業に就職するときは、中途枠で入社する場合がほとんどです。入社日は企業側と求職者の双方で都合の良い日を決めます。

「学校を卒業してから3年以内は新卒として扱う」という決まりがあるため、新卒として就活ができますが、その場合は、新卒と一緒に4月入社ということになります。

既卒が入社できる企業の求人を探す方法

学校を卒業してから3年以内は新卒として就活ができますので、その場合であれば新卒向け求人サイトで求人を探すことができます。

または既卒向けの求人サイト、就職エージェントで求人を探せます。

既卒であれば、新卒向けサイトではなく、既卒向けのサイトを絶対に使うべきです。なぜならいくら新卒として就活ができたとしても企業は、学校を卒業していない人にしか興味がなく、既卒が同じ土俵で戦っても勝ち目がないからです。

既卒向けのサイトであれば、利用できるのは既卒だけなので、既卒を理由に不利になることはありません。

以下は既卒向け就職支援サイトの一例です。

既卒と第二新卒の違いは気にしなくていい

転職活動を始める男性
自分は既卒なのか? それとも第二新卒のなか? もしくはフリーターなのかニートなのか?

自分はどの枠に属するのかを気にする人がいますが、正直、全く気にする必要はありません。

自分が何であれ、結局は中途採用枠で採用されることになるからです。

採用企業側からしてみれば、既卒や第二新卒などの違いは、ちょっとした業務経験があるかどうか、ぐらいの違いでしかありません。

求人サイトで「第二新卒歓迎」などと記載している企業は、若手を中途で採用したいだけであって、第二新卒に限定しているわけではありません。そのため既卒であっても、フリーターであっても応募でき、また採用される可能性は十分にあります。

既卒なのか、第二新卒なのか、などと悩む時間があったら、求人を探しや自己分析など、転職・就職準備を進めましょう。