転職したものの、新しい会社で馴染めず、また転職を繰り返してしまうのは、転職の失敗例の1つです。
特に、フランクな雰囲気の会社から、体育会系の会社に転職といったように、雰囲気や社風、仕事の進め方がガラッと変わる会社への転職でよく見られるケースです。
では、このような失敗をしないためには、どうしたらいいのでしょうか。
会社の雰囲気を見極めるために確認しておくべき3つのこと
面接は選考の場ですが、その会社に雰囲気を探るのに絶好の機会です。
オフィスや会議室に置かれているもの、壁に掛けてあるもの。そして面接官に注目すること、会社に雰囲気をある程度、把握できます。
置物、壁に掛けてあるものに注目する
面接で企業を訪問した時に確認できるのは、企業の受付、通路、会議室ぐらいですが、そこに置かれている物、壁に掛けてある物に注目しましょう。
例えば、「努力は報われる」「全てはお客様のため」といったスローガンが壁に飾られていれば、体育会系の企業だと判断できます。
逆に、卓球台やダーツボード、自転車などの、仕事に関係なさそうなものが置かれていれば、温和な社風の企業がだと確認できます。
面接官に注目する
面接を担当するのは、企業の役員、部長、エリート社員などです。ある程度、勤続年数が長く、企業の雰囲気、社風に染まっている社員です。
面接官の人柄や価値観、雰囲気などに注目すれば、企業の雰囲気や社風などもある程度、把握できるのです。
その上で、「自分はこの企業で働けるか」「面接官と一緒に働くことができるか」を検討しましょう。
転職エージェントに会社に雰囲気を聞く
転職エージェントを使う場合、エージェントは会社の業務内容だけではなく、雰囲気や社風についての情報も持っています。
また、応募する企業については、利用者の性格、人間性も加味しながら、様々なアドバイスをもらえます。
そのため入社前と入社後のギャップは比較的少なくなると思いますので、これから転職活動を始める方には、転職エージェントを使うのがおすすめです。