正社員として働いたことのない既卒者であっても社会人としてのビジネスマナーが求められます。
面接で話す内容を考えるのももちろん重要ですが、面接でのマナーにもしっかりと注意を払いましょう。
面接には絶対に遅刻しない
当然ですが面接の遅刻は厳禁です。常識を守れない人を企業が採用したいと思うことなんて絶対にありません。
もし電車遅延やその他のやむを得ない理由で遅刻する場合は必ず事前に連絡を入れましょう。

到着は5~10分前
また、ギリギリに到着して気持ちに余裕がないまま面接に臨んでも良い結果をだすことはできないでしょう。
逆に到着が速すぎるのも問題です。30分前に受け付けをされても、面接担当者にも準備があるので迷惑です。
ベストなのは5~10分の受け付けです。
ビルに入ってからオフィスまで数分かかる企業もありますので、その辺もしっかりと頭に入れて万全な準備をしておきましょう。
挨拶は必ず!声を張ってハキハキと
挨拶をしないのは論外です。受け付け・会社の人・採用担当者に最初と帰り際の挨拶を忘れないようにしましょう。
また声の大きさにも気を付けましょう。声が小さくて、ぼそぼそとしゃべると印象が悪いです。
ハキハキと声を張って、そしてできればある程度表情を作って挨拶をするよう心掛けましょう。
受け付けはコートを脱いで
真冬であれば、スーツの上からコートを着ている場合あると思います。受け付けをする時は必ずコートを脱ぎ、手に持ち挨拶をしましょう。
また、夏にやってしまいがちなのが、ジャケットを脱いでワイシャツのまま受け付けをしてしまうことです。
緊張する面接では些細なミスをしてしまうことも少なくありませんが、第一印象を決める場でもあるので注意しましょう。
控え室でも気を緩めない
受け付け後、控室もしくはだれもいない会議室に案内されることがありますが、面接担当者が見ていないからといって気を抜かないように注意しましょう。
例えば携帯をいじっていたり、パソコンを広げていたりです。
どこでだれが見ているか分かりませんので、控室でもしっかりと気を引き締めて面接に備えましょう。
話し方にも注意する
既卒になった理由や志望動機など、ある程度言うことを決めているかと思います。
しかし覚えてきたことをそのまま一気に話すのでは頭が悪そうに見えてしまいます。
自然に抑揚をつけ、ビジネスにおける言葉使いで簡潔に話すことが大切です。
印象の悪い口癖
また口癖にも注意が必要です。普段何気なく言ってしまう口癖が面接担当者に悪い印象を与える可能性があるので注意しましょう。
【悪い口癖の例】
- 「まあ」⇒語義としては、100%その通りではないけどだいだいそんな感じ、ということであり、こういった話し方に対してイライラする人はいます。
- 「とりあえず」⇒物事を深く考えることができない人、という印象を与えます。
- 「いや」⇒否定の意味を持つ言葉で、何でも否定する人、という印象を持たれる可能性があります。
- 「要するに」⇒本来の流れで使用する分には問題ありませんが、頻繁にこの言葉を使う人がいます。頻繁に使うと言葉が浅い人だと思われます。
このような口癖は、自分ではなかなか気づけないものです。そのため模擬面接をして、自分の口癖を相手に確認してもらうといいでしょう。
エージェントを使って面接練習をする
そのために有効なのが、面接対策、面接練習などの就職支援を受けられる、就職エージェントを利用することです。
就職エージェントでは、就活を熟知したプロのコンサルタントが、口癖に関することだけではなく、自己PRや志望動機についても具体的なアドバイスをくれます。
その他にも、履歴書に添削や優良求人紹介なども行っているので、就活を効率的に進めるなら絶対に利用するべきです。
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