「本当に転職するべきか、今の仕事を続けるべきか?」
第二新卒の方であれば、「仕事は3年続けるべき」という言葉のせいで「嫌な職場でも我慢するべきなのではないか?」と深く悩むこともあると思います。
もし転職するべきか迷ったら、ここで紹介する3つの質問を自分に問うてみてください。今の本当に転職するべきかどうかが分かるはずです。
今の職場は、自分らしさを失うような職場か?
仕事が忙しい、人間関係がつらい、仕事にやりがいを感じられないなど、今の会社に残ることで、自分らしさを失うのであれば、早めに転職するべきです。
自分らしく働けない会社に居続けると精神的に病んでしまい、働けなくなってしまう可能性があります。
もしうつ病になってしまえば、長期的に仕事を休まなければいけません。また再就職する時も、うつ病が足かせになり、就職に苦労する場合もあります。
また、ストレスが原因で胃潰瘍になってしまう人がいるように、精神的ダメージは、身体的にダメージになることもあります。自分らしく働けないストレスで、身体にも影響がでるのは避けるべきです。
いずれせよ、我慢して働いた結果、病気になって働けない状況になってしまっては本末転倒です。
「いっそ倒れて仕事を辞めたい」と思っている方もいると思いますが、それほど仕事が嫌なら即転職する方が、よほど賢い選択です。
周りに流されて転職を考えているだけではないか?
「周りが転職し始めたから」
「尊敬する先輩に転職を勧められたから」
など、周りの雰囲気や意見に流された結果、転職を考えているのであれば、転職はお勧めできません。
転職は今の会社の不満を解決する手段です。
解決したい不満がないのに転職すると失敗します。なぜなら次の会社で、現職より少しでも劣っている点があると「転職しなければよかった」と後悔してしまうからです。
逆に解決したい不満が明確ならば、不満さえ解決できれば後悔することはありません。
不満がないのに、何となく転職しても失敗するだけです。周りの意見や動向に影響されているような気がするなら今の会社に残ることをおすすめします。
狙っている企業、業界、職種は3年後、5年後も存続しているか?
転職を考えている方であれば次にどんな企業、業界、職種に行くか、ある程度目星をつけているものがあると思います。
そして狙っている企業、業界、職種が3年後、5年後も存続しているのか、そのなかで自分は活躍できるのか、考えておきましょう。
存続していない可能性が高い、もしくは自分が活躍できそうにないのであれば、転職は見送った方が良いでしょう。
今の仕事を続けながら、5年後にも役立つスキルを身につけ、さらに、仕事が無くなった時のためにお金をためておいた方がいいです。
衰退する会社、業界に身を置いていても、将来役立たないスキル、経験しか身につきません。また潰れそうな会社で、きつい仕事を強いられ、疲弊する可能性すらあります。衰退する企業や業界に転職しても何も得るもものはないのです。
今後、様々な業務でAI化が進んでいきます。ロボットができる仕事は確実になくなっていくでしょう。転職するなば、3年後、5年後、10年後も存続している可能性が高い、業界、企業、職種を選ぶべきです。
転職エージェントを利用してプロのアドバイザーに相談する
今の仕事を続けるべきか? それとも転職するべきか?
悩んでいるなら転職エージェントを利用して、プロのキャリアアドバイザーからアドバイスをもらうことをおすすめします。
あなたが今の職場・仕事で抱えている悩み、あなたの適性や資質などを加味したうえで、転職すべきかどうかアドバイスをしてくれます。
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