面接でやったら即不採用!面接におけるNG言動【10個】

面接では、一つの発言、一つの行動・態度が命取りになり、不採用になります。いわば地雷原を歩くようなものです。

しかしその地雷の場所はある程度把握することができます。

ここでは、「面接でのNG言動まとめ」と題して、面接における地雷のありかを紹介していきます。

面接を控えている方、これから転職活動を始める方は、本記事を参考に面接を臨んでいただければと思います。

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「大企業からきてやったぞ」といった態度をとる

大企業から中小企業の選考を受ける人のなかには、「大企業から中小企業にきてやったぞ」といった態度をとってしまう人がいます。

例えば、例えば、「○○の業務経験はありますか?」と質問された時に「前職で御社より大きな規模でその仕事をこなしていましたので問題ありません」といったように、大企業で仕事をしていたことを自慢するかのように語ってまうケースです。

このような言動があると面接官はカチンときます。その時点で採用を見送るでしょう。

大企業だからといって偉い、ということはありません。また大企業の仕事の方が優れている、高度であるということもありません。

そのそも大企業の仕事と中小企業の仕事は、同じ職種でも別である場合があります。例えば大企業の営業職は、営業だけをしていればいいかもしれませんが、中小企業の営業職は、営業事務や広報なども担当している場合があります。

大企業で活躍できた人であっても、中小企業では全く使いものにならない場合もあるのです。

どんな企業であっても、礼儀正しく、丁寧に、自分の経験してきた業務を鼻にかけることなく、面接に臨むようにしましょう。

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企業の受付での態度が悪い

受付の人、面接室まで案内してくれる人、用務員の人、すれ違う社員など、面接のために企業を訪問すると、面接官以外の人と接する機会があります。

面接官ではないからといって、横柄な態度、不愛想な態度で接してはいけません。

特に受付担当者は、部屋に案内するまでの一連の流れ、応募者の態度や挨拶の仕方が、ビジネスマナーなどをチェックしており、面接官へフィードバックします。

また極端な例では、掃除の用務員さんにオフィス内での振る舞いを聞くこともあります。その他、面接後の電話対応、メールの対応、返信の速さなどの評価の対象となっていることを忘れていけません。

面接本番の評価が高くても、その他のマナーがなっていなければ、不採用になる可能性は十分にあります。

企業に応募したら、そこからすべての過程が評価対象とだということを肝に銘じ、入社日まで気を緩めないようにしましょう。

面接官と議論してしまう

面接官は応募者の発言が本当かどうかを確かめるために、鋭い質問や発言の矛盾を突くような質問を投げかけてくることがあります。

その際、むきになって「いやいや、そこは○○なんです!」と語気を強めて議論モードになってしまう人がいます。

このように面接の場で、議論モードになり、面接官を論破しようとするのはNGです。面接はお互いを理解する場であり、議論する場ではありません。

その他、「弊社の課題を教えてください」を質問された時、説教のように課題をしゃべりだすのもNGです。とても印象が悪いです。

前の会社の良い点ばかり言う

退職理由を答える時、ネガティブにならないように意識しすぎて、前の会社に良い点ばかりしゃべってしまう人がいます。

しかし、面接官は、前の会社の良い点ばかり言われると「そんなに前の会社が良いなら転職なんかするな」と思ってしまいます。もしくは「良い印象を与えようと思って、耳障りのいいことを言っている」と判断し、採用を躊躇します。

「上司がうざくて」「仕事がつまらなくて」など、単なる悪口にならないよう注意する必要はありますが、良い点ばかりで終始しないように注意しましょう。

20代の人が「この仕事はやり切った」と言ってしまう

面接官を努めるのは、人事部や管理職、エース社員など、勤続年数の長い人、実績を出している人のいずれかです。一つの仕事に向き合っている人たちであり、仕事の難しさを日々痛感しています。

そういった人たちを相手に、20代が「この仕事はやり切ったのでキャリアをチェンジを考えています」と口にすると「仕事を舐めているのか」と思われてしまいます。

「この仕事はやり切った」と大胆なことを言うのではなく「一通り、この仕事は経験した」と言うようにしましょう。

自分がアピールしたことばかり話す

企業は営業スキルがある人物を求めているのに、事務のスキルを話してもまったく評価してもらえません。応募企業が求めていない職務経験やスキルの話すのはNGです。

面接では、自分が話したいことをベラベラ話すのではなく、面接官が聞きたいことを話さなければいけません。

面接の前には、「求める人物像」を把握しておき、それに合致した人物であることをアピールするように、話を展開していくようにしましょう。

ビジネス用語・横文字・業界用語を多用する

「フレームワーク」「ミーシー」「ペンディング」「あたま」「ばみる」など、ビジネス用語・横文字・業界用語を面接で多用しないように注意しましょう。

意味が曖昧な横文字に逃げたり、相手の立場をわきまえないでビジネス用語、業界用語を使ったりすると、コミュニケーション能力がない人だと判断されます。

業界用語に関しては、同じ業界の面接を受ける場合であれば、ある程度問題ありません。しかし、異業界ならば業界特有の用語には気を付けるべきです。また業界が同じでも、職種が違えば、理解できる言葉の違います。

面接官が現場社員なのか、人事部なのかなど考慮した上で使う言葉を考えるようにしましょう。

その他、会社内だけで使われている社内方言にも気を付けましょう。どこで通用すると思っていたら実は自分の会社だけだったということもあり得ます。

ネットの口コミについて質問する

「ネットの掲示板で、○○と書いてあったのですが、実際にどうなのでしょうか?」といったようにネットの情報について言及するのは印象が悪いです。

特に、信憑性の低い2chの話題を口にすれば一発で不採用になるでしょう。

面接はネットの口コミについて言及されると、ネットの情報を世間の常識と認識してしまう情報リテラシー(情報読解力)の乏しい人だと判断します。

そもそも会社の人事部は、ネットの口コミサイトや掲示板などの情報を気にしており、さらに毛嫌いしています。それについて言及すれば、面接官はカチンときます。

「ご存じないかもしれませんが」と話しだす

話すとき、「ご存知ないかもしれませんが」と付け加えるのは絶対にNGです。面接官は見下されている、馬鹿にされているような気分になります。逆の立場であっても、このような言葉を使われたら不愉快な気分になるでしょう。

「ご存じかもしれませんが」「ご存じだと思いますが」も同様にNGです。

一度でも使えば不採用になる可能性があるので、使わないように注意しましょう。

「成長させてほしい」「成長したい」と言う

志望動機をで、「御社で成長したい」「御社なら成長できると思った」などと語る人がいますが、このような志望動機はNGです。

企業は学校ではありません。企業に貢献するために従業員が自ら成長することは当たり前のことです。大学生ならば多め見てもらえるかもしれませんが、社会人では認められません。

企業が求めているのは、「成長させてほしい」という受け身な人ではなく、何もしなくても勝手に成長してくれる人です。

企業PRに「成長できる環境がある」と書いてあっても、「成長したい」などと言うべきではないでしょう。

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