面接で絶対にやってはいけない【NG言動】全28例まとめ

このページでは「面接でこれをやったらアウト!」という面接でのNG言動をまとめて紹介します。

目次

面接官が入室したとき、すわったまま挨拶をしてしまう

面接官が入室したとき、すわったまま挨拶をしてしまうのは絶対にNGです。最悪な第一印象を面接官に与えることになります。

面接官が入室したら、必ず起立して「本日はよろしくお願いします」と挨拶します。面接官に「どうぞお座りください」と言われるまで着席してはいけません。

その他、下記の行動もマナー違反なので注意しましょう。

  • 足を組む
  • 手を組んでテーブルの上に乗せる
  • 背もたれに寄りかかる

これらは就職本に必ずといっていいほど記載されている基本的なマナーであり、守れていないと「就活をなめている、適当な気持ちで就活に臨んでいる」と判断されてしまいます。

「先ほども申し上げましたが」と言ってしまう

「先ほども申し上げましたが」と言ってから話を始めるのは絶対にNGです。

面接官はこれを言われると「もしかして同じ質問をしてしまっているのではないか」と焦ったり、面接官によっては、わざわざ前置きすることに対してカチンときます。

そもそもあってもなくても支障ない言葉です。わざわざ使う必要はありません。

ガキ言葉・おかしな日本語を使う

下記のような言葉は「ガキ言葉」といい面接で使うと幼稚だと思われ印象が悪くなります。

  • ガチで
  • めっちゃ
  • ○○なんですよね
  • っていうか

また、こちらは日本語としておかしな言葉です。

  • ○○系
  • ○○的な
  • 自分的には
  • なるほどですね
  • バイトのほうをしていまして
  • 2社ほど受けています(正しくは、2社受けています)

これらの言葉は使わないようにしましょう。

「うん」と相槌をする

面接の場での相槌は「はい」です。

そもそも目上、年上の人に対して「うん」と相槌するのはとても失礼です。

一度でも「うん」などと相槌をしてしまうと、その時点不採用になる可能性があるので、注意しましょう。

面接官の話に対してリアクションが薄い

面接官が仕事内容を話しているのに、小さな声で「あ、はい」と言うだけだったり、うなずくだけだったり、相づちや返事などがほとどなくリアクションが薄いのはNGです。

リアクションが薄いと、面接官は話をしっかり聞いているのか、理解しているのか分からず当惑します。

それだけでなく「コミュニケーション力が低い」「元気がない」と判断される場合もあり、選考ではマイナス評価になります。

面接でのリアクションは大きいほうが無難です。

面接の最後の逆質問の時も、面接官がこちらの質問に答えてくれたら、「はい」だけで終わらせず、何かしら言葉を加えて反応するようにしましょう。

質問に対して返答が「はい・いいえ」だけ

「卒業大学は○○ですね?」「給料は21万円になりますがよろしいですか?」といった条件確認や経歴確認などに関する質問は、「はい・いいえ」だけで、回答して問題ありません。

しかし「趣味は読書ですか?」「大学ではインターネットマーケティングについて勉強していたのですか?」など、志望動機や自己PRに関連する内容について質問された時は「はい・いいえ」の回答で終わらせるのではなく、詳細を説明すべきです。

例えば、「趣味は読書ですか?」と聞かれたら、「はい。特に堀江貴文さん書いたビジネス書を読むのが好きです」といった回答はするべきです。

そうでないとコミュニケーション力がない人、面接を受ける気がない人など、ネガティブな評価をされてしまいます。

聞かれていないことまで話す・話が脱線する

経歴を聞かれているのに、志望動機や自分の長所を話してしまうといったように、聞かれていないこと話したり、話が脱線するのはNGです。

余計なことをダラダラ話してしまうと、重要なことが印象に残らないまま面接が終わってしまいます。

他の候補者と比較された時、採用されるのはより印象に残ってる人です。面接官に自分の印象を記憶してもらえるよう、志望動機を聞かれたら志望動機だけを、自己PRを聞かれたら自己PRだけを回答するようにしましょう。

ブラック企業という単語を口にする

「私が勤めていた会社はブラック企業で……」といったように、ブラック企業というワードを軽々しく口にするのはNGです。

まず、ブラック企業の定義があいまいで、本人にとってはブラック企業でも、面接官からすればブラック企業ではないと可能性があるからです。

また、軽々しくブラック企業というと、労働環境にしか興味がない人と判断される可能性もありますので、ブラック企業という単語は使わないほうがいいでしょう。

ブラック企業などとあいまいない単語を使うのではなく、法律違反をしていた、月100時間の残業があった、といったように具体的な解答をするべきです。

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ネットの口コミに言及する

SNSや掲示板サイトで書かれていたことについて言及するのはNGです。

たとえば、「御社では、毎月40時間以上の残業が当たり前だと、ネットの口コミサイトで見たのですが、実際どうなのでしょうか?」と質問するようなパターンです。

「口コミが……」「SNSで……」など質問されると、面接官は「ネットに書き込まれていることを鵜呑みにしてしまう情報収集のセンスがない人」と判断します。

また、まるで会社のあら探しをするかのような感じであり、非常に気分が悪いものです。「デリカシーがない人だ」と判断されます。

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ビジネス用語・横文字を多用する

「フレームワーク」「ミーシー」「ソリューション」といったビジネス用語を多用するのはNGです。

このような言葉を使っても、面接官が理解できなければアピールにはなりません。

アピールにならないどころか、「頭の悪い人」「何を話しているかよく分からない人」「コミュニケーション能力がない人」「配慮がない人」と判断され、悪い評価を受けます。

自分の語彙力を示したいなら、相手が分かりやすい話し方をするべきです。わけの分からないカタカタなど必要ありません。

専門用語・業界用語を多用する

たとえば、下記はWEB業界で一般的な言葉を並べた文章です。

「WEBマーケティングの仕事をしていました。具体的にはリスティングやSEOなどで、PVとCVRを上げるための施策を考えていました」

上記の文章が理解できる人は、WEB業界の人ですが、別の業界の人であれば、何の話をしているのか理解できません。

他の業界、他の職種の人が面接官をつとめる場合、専門用語はNGです。

最悪の場合、「配慮に欠ける人」「コミュニケーション能力がない人」と思われる可能性があります。

専門用語や業界用語を使わざるを得ない場合は、誰にでも理解できるような解説をつけ、確実に相手が理解できるようにしてください。

「社内方言」もNG

同じ業界、同じ職種の場合でも、社内方言には注意しなければいけません。

社内方言とは、その会社特有の用語や言葉のことで、その会社、その部署でしか通用しない言葉です。

社内方言を業界・職種共通の言葉だと勘違いして、当たり前のように面接で使ってしまう人がいるのですが、面接官はさっぱり理解できません。

コミュニケーション力がない人だと思われるので、絶対にNGです。

「仕事をサボってきた」と言ってしまう

「面接の時間はどのように確保されたのですか?」と質問されることがありますが、この時に「本日は仕事をサボってきました」「風邪を引いたといって休みました」といった回答はNGです。

「仕事を平気でサボる人」と面接官に判断され、ネガティブな評価を受けることになります。

「面接の時間はどのように確保されたのですか?」と質問されたら、「本日は有休を取得しました」と答えるのがベストです。

嘘をつくことになっても「サボった」「風邪といった」などは言わないようにしましょう。

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前職・現職を褒めまくる

ネガティブな人の思われないように、前職・現職を褒めまくる人がいますが、NGです。

そもそも転職は、前の会社や仕事に何かしら不満があるからするものです。面接官もそれは熟知しており、どんな不満、問題があるのかを知りたいと思っています。

それにもかかわらず面接で現職・前職を褒めすぎてしまうと、面接官は「嘘をついているのではないか?」「不満がないのに転職したがるわがままな人なのか」と考えます。

前職・現職の愚痴をいうのは避けるべきです。しかしそれは「前職・転職を褒めろ」という意味ではありません。「単なる悪口だと受け取られないように退職理由を伝えろ」という意味です。

たとえば「仕事がつまらない、やりがいがない」が退職理由の場合、下記のように言い回しを変えれば、悪口に聞こえません。

「現職にもそれなりに、やりがいを感じながら仕事に取り組んでおります。

 

しかし、御社であれば○○という点で、さらに自分の力を発揮できると思っております。」

面接官と議論する

面接官は応募者の発言が本当かどうかを確かめるために、鋭い質問を投げかけてくることがあります。

そんな時、むきになって「いやいや、○○なんです!」と語気を強めて発言してしまう人がいます。

また、面接官が応募者の発言を理解しようと、応募者の回答を一度聞いたうえで質問をし直すことがあります。例えば「その点はわかりますが、○○についてはどうでしょうか?」といったようにです。

ここでも、つい議論モードになり、面接官に食ってかかる人がいます。

しかし、面接の場で議論モードになり、面接官を論破しようとするのはNGです。面接は議論の勝ち負けを決める場ではなく、互いを知る場です。

ムキになって自分の意見を主張して印象が悪いだけです。淡々と面接官の質問に回答し、面接を終えるようにしましょう。

「ご存じないかも知れませんが」を多用する

話の冒頭に「ご存じないかも知れませんが」を付ける人がいますが、これは絶対にNGです。

多用すると、面接官はバカにされているような感じになりイラッとします。「どうせお前は知らないだろうけど」という心理が隠れているからです。使っている本人は気づかないかもしれませんが、相手は確実に察します。

「ご存じないかも知れませんが」は、使わなくても全く問題のない言葉です。絶対に使わないようにしましょう。

「社会貢献したい」と面接でアピールしてしまう

「社会貢献したい!」という気持ちは大切です。しかし、会社が求めているのは、会社に利益をもたらしてくれる人です。

社会貢献願望ばかりアピールしてしまうと、「会社の利益にあまり興味がないのではないか?」と面接官は不安を抱きます。最悪の場合、「そんなに社会貢献したいならボランティアでもしたら?」と思われてしまい、即不採用になります。

そもそもすべての企業は社会に役立つサービスやモノを提供しています。(違法なビジネスを除いて)そのため、面接で「社会貢献したい」などとアピールする必要はないのです。

「コミュニケーション力があります」と自己PRをする

面接で、「私はコミュニケーション力に自信があります」と自己PRをする人がいますが、このような自己PRは、絶対にするべきではありません。

その理由は3つあります。

  1. コミュニケーション力は簡単に身につくものではないから
  2. 「コミュニケーション力」という言葉が曖昧だから
  3. コミュニケーション力の有無は自己PRするものではなく他人が判断するものだから

社会人にとって、コミュニケーション力は非常に重要なスキルです。そのためビジネスパーソンは、どうにかコミュニケーション力を鍛えようと、毎日努力しています。

そんなビジネスパーソンに対して、こないだまで学生だった人間が、「コミュニケーション力があります」などと軽々しくいえば、相手(面接官)は、「うぬぼれるな」という気になります。面接官からすれば「お前にコミュニケーションの何がわかるんだ!」となるのです。

「コミュニケーション力」は相手が判断するもの

そもそも「コミュニケーション力」が非常に曖昧です。

誰とでも分け隔てなく会話できる能力も、論理的に話せる能力も、話を聞く能力もすべてコミュニケーション力です。これらすべてが備わっていると主張できる自信があなたにはあるでしょうか。

安易に「コミュニケーション力があります」と自己PRしても、具体的な話がないので、印象が悪くなるだけです。

もし、人前で話すのが得意ならば「人前で話すのが得意です」とアピールするべきです。

そもそも、コミュニケーション力があるかどうかは、自分ではなく他人が決めるものです。自分から主張するものではありません。

※参考記事

20代が「今の仕事はやり切った」と言ってしまう

「今の仕事はやり切った。だから転職して新しい仕事にチャレンジしたい」という発言は、20代ならNGです。

1つの仕事にしっかり向き合っている人であれば「やり切った」なんて発言はしません。なぜなら仕事は極めれば極めるほど、奥深さを理解するもので、数年でやり切ることなんて不可能だからです。

面接官を務めるのは人事部や管理職、エース社員です。そういった勤続年数の長く、1つの仕事に向き合っている人たちは、仕事の難しさを日々痛感しています。

20代の若造が「やり切った」「ひと通り経験した」などと発言すれば面接官はイラッとくるでしょう。

「今の会社から学ぶものは何もない」と言ってしまう

先とほぼ同じ発言内容です。「今の会社から学ぶものは何もない」がありますが、こちらも20代の人だと印象が悪いです。

20代そこらで「今の会社から学ぶものは何もない」と言えば、面接官は「君はいったいどれだけ優秀なんだ? 今の環境に飽きただけでしょ?」と思うでしょう。

勤続数年で仕事に飽きてしまう人を雇ってくれるほど優しい会社はありません。別の転職理由を語るべきです。

「ワークライフバランスを重視したい」と言ってしまう

面接で「ワークライフバランスを重視したい」と言うと、面接官は「そんなに働きたくないのか?」と思います。

業務経験やスキルのない場合は、入社しても仕事に慣れるまで時間がかかります。それにもかかわらず、入社前から「プライベートも充実させたい」などという発言は受け入れてもらえないのです。

仕事を続ける上で「ワークライフバランス」が大切なのは間違いありません。しかし面接のときそれをそれが一番重要であるかのように発言するのはおすすめできません。休日日数や有給取得が容易かを聞くくらいにしましょう。

ちなみに働きやすさについては面接官に聞くより、会社の口コミサイトである転職会議を使うのがおすすめです。元社員による正直な口コミがわかります。

「人に感謝される仕事がしたい」と言ってしまう

すべての仕事は、少なからず人に感謝される仕事です。反社会的な仕事、違法な仕事を除いて、人から感謝されない仕事など存在しません。

人に感謝されているからこそ、お金を稼げているのです。

志望動機や自己PRで「人に感謝される仕事がしたい」と発言すると、面接官は「逆に感謝されない仕事って何?」と思ってしまうのです。

感謝を身近に感じられる仕事がしたい」という趣旨の回答をする

「人に感謝される仕事がしたい」ではなく、「人に感謝されることが、直に感じられる仕事がしたい」と伝えるようにしましょう。

このように伝えれば、面接官も納得してくれます。

すべての仕事は誰かに感謝されていますが、「感謝されている」ことを感じる機会が少ない業種や職種はあります。

たとえば、経理や事務職ならばお客様から直接「ありがとう」と言ってもらえる機会はありませんし、BtoBで部品の製作を担当している場合なども同様です。

これらの仕事はお客様と直接言葉を交わす機会がないため、感謝を感じづらい仕事です。

これを踏まえた上で、

「人に感謝されることが、ダイレクトに感じられる仕事がしたい」
「人が感謝してくれることをより身近に感じられる仕事がしたい」

といった回答をしましょう。これなら面接官も納得してくれるでしょう。

※さらに詳しく

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「私は参謀タイプです」とアピールしてしまう

企業が求めているのは、参謀ではなく、主体的に仕事をし、周りを引っ張ってくれる人です。

「私は参謀タイプです」と伝えてもアピールになりません。むしろ「安易な自己PR」と受け取られます。

もしあなたが先頭をきるタイプでないのなら「人をサポートするのが得意です」「周りに気を配れます」といったことを、具体的なエピソードを交えて話すようにしましょう。

志望動機で「御社で成長したい」と言ってしまう

成長したいという気持ちがあるのはとてもいいことです。しかし志望動機としてそれを語るのはNGです。

企業は、社員を育てる学校ではありません。企業が求めているのは、利益を出してくれる人です。「成長させてほしい」などという、受け身な人を会社は求めていません。

企業からすれば、社員は自発的に成長するべきであって、それが当たり前です。会社が環境を提供してあげないと成長できない人は不要なのです。

志望動機として「御社で成長したい」と語るのはNGですが、自己PRとして「成長願望がある」ことを語るのは問題ないでしょう。ただし、なぜ成長したいのかということも語る必要があります。

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志望動機で「社風が気に入った」と言ってしまう

「御社の社風が気に入ったので志望しました」のように、社風を理由に志望動機を語るのはNGです。

面接官からすれば、「なんでうちで働いたこともないのに社風がわかるの?」となります。

そもそも社風はとても漠然としたもので、同じ会社の人でも、社風の捉え方は人それぞれです。

同じ会社でも、「アットホームな社風」と捉える人もいれば、「プライベートまで入り込む面倒な社風」とと耐える人もいます。

社長や人事部ですら、自社の社風を明確に回答できない場合もあります。そんな曖昧な要素である「社風」は、志望動機にはなりえないのです。

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志望動機で「エージェントに紹介されたので・スカウトを受けたので」と言ってしまう

「エージェントに合っていると言われたので」
「業績が伸びている素晴らしい企業だとエージェントが言っていたので」
「是非とも、というスカウトをいただいたので」

これらを志望動機として語れば、即、不採用です。

そもそも志望動機は「応募した理由」ではなく「入社したい理由」を回答する必要があります。つまり、「エージェントに合っていると言われたので」というのは、志望動機になっていないのです。

また、「自分の意志で応募したわけではない」と言っているようにも聞こえるので、かなり印象が悪いです。

※参考

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志望動機が「商品・サービスが好き!」の一点張り

「昔から車が好きだったので志望しました」「インテリアが好きだったので志望しました」といった回答はNGです。

企業が求めているのは、仕事ができて利益を出してくれる人です。しかし、好きという気持ちだけでは、稼ぐことはできません。仕事ができるようにわけでもありません。

また、商品が好き、という志望動機は誰でも語れますし、その企業を受けているなら、その企業の商品・サービスが好きなのは当たり前です。

商品・サービスが好きなどという志望動機は、いかにも考えが浅い志望動機です。仕事に生かせるスキルや経験が乏しい第二新卒であっても、もう少しよく考えるべきです。

※参考

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逆質問の時に「御社の社風を教えてください」と質問してしまう

前述の通り、社風の感じ方は人それぞれです。

ですから面接で「御社の社風を教えてください」と質問しても「社内の雰囲気を知りたいのか? 社員の傾向を知りたいのか? それとも当たり障りのない質問したいのか?」と回答に困ります。

面接官は、配慮のない質問にカチンとくるかもしれません。

会社の雰囲気が知りたいなら以下のように、もう少し具体的な質問をするようにしましょう。

「御社は協調性を重んじる和気あいあいとした会社なのか、それともバリバリ働く体育会系の会社なのか、どちらか教えていただけますか?」

「挑戦を応援する会社、とホームページにありましたが、実際に働いていて挑戦させてもらったと思う経験がありましたら教えてください」

といったように、具体的な質問をすれば、印象が悪くなることもないでしょう。

逆質問の時に労働条件ばかり質問する

「残業手当はつきますか?」
「休日出勤はどれぐらいありますか?」
「福利厚生はどうでしょうか?」

労働条件に関することばかり質問すると、入社意欲、労働意欲を疑われます。

質問の仕方には注意が必要です。

例えば、「この業界ですと月40時間ぐらいは残業があると覚悟しておけばよろしいでしょうか?」といったように「Yes・No」で回答できる質問の仕方をすることで、自身の印象を悪くせずに労働条件を確認できます。

Yesなら、「そうですね」と回答してくれます。Noであるなら「そんなに残業はありませよ。月20時間ぐらいですかね」と回答してくれます。

また、働くイメージがしっかりできていること、企業研究・業界研究をしていることをアピールできます。

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