面接における最大の評価ポイントは「印象」です。
そして自分が面接でどのような印象を持たれるのかを確かめるためには模擬面接が必須となります。
面接では話す内容ももちろん重要ですが、社会人経験がなく、判断材料の少ない既卒者に対しては面接官も印象で判断せざるを得ない部分があるのです。
例えば面接の時に
- コートを着たまま面接室に入る
- 肘をついて話す
- 靴が汚れていて、白いソックスをはいている
- ペンを回す
- 相槌で「うん」と言う
- 座ったまま挨拶をする
- 「とりあえず」とつけて話す
これらの言動があると、それだけで不採用となってしまう場合があるのです。
模擬面接をして、自分がどう見られているかを確かめる
書店で販売されている就活ノウハウ本に書いてあることを暗記して面接対策をするよりは、模擬面接をして自分がどう見られているかを確かめる方が、簡単で効果的です。
エージェントを利用すれば、プロのキャリアアドバイザーを相手に面接の練習を行うことができます。
エージェントが自己PRや志望動機などと併せて、仕草や話し方、ビジネスマナーなどの印象を左右するポイントについてもアドバイスをしてくれるはずです。
面接で自分がどう見られているか確かめる効果的な方法であるといえるでしょう。
※こちらのページでは、既卒者の就職サポートを専門に行っている就職エージェントをまとめております。

友人との模擬面接で面接官を体験するのも重要
またエージェントではなくて友人と模擬面接をするのも重要です。
なぜなら、友人とであれば自分が面接官となって模擬面接をすることができるからです。
エージェントが相手であれば、自分は必ず求職者の立場で模擬面接をすることになりますが、友人が相手であれば面接官の役回りをすることができます。
面接官の視点を学べる
友人との模擬面接で自分が面接官の役回りをすることによって、
「面接官が相手のどこを見ているのか?」
「相手のどんな態度に違和感を覚えるのか?」
「どんな返答に「×」を付けたくなるのか?」
これらを自分自身で確かめることができます。
実際に面接官を体験してみると分かりますが、意外と面接をリードして活発なコミュニケーションをするのは難しいものです。
そして結局、話の内容よりも、面接での態度や印象によって相手を判断していることが理解できるはずです。
もし、面接に協力してくれる友人がいるのであれば、是非、模擬面接をするようにお願いしてみましょう。