どれだけ志望動機、自己PR、転職理由などを周到に用意しても、それらをしっかりと伝えることができなければ、面接では評価されません。面接官はだれもが引き出し上手なわけではないので、自分からしっかりとアピールポイントを伝えて、印象を残す必要があります。
ここでは、しっかりと面接に自分のことを理解してもらうための「話し方のコツ」を6つ紹介します。転職活動を始めたばかりの方はもちろんのこと、面接を目前に控えている方にとっても役立つ内容です。
下調べしたことを話に盛り込む
面接官の質問に答える時、応募している企業について下調べしたことを話の中に盛り込みながら話してみましょう。
そうすることによって応募している企業のイメージがしっかりできていること、よく考えて面接に臨んでいることが相手に伝わり話が深まります。
例えば自己PRを求められた時に、単に「柔軟性があります」と答えるのではなく
「御社では恐らくプロジェクトの進行中に仕様が変わることがあるかと思います。そのあたり前職でも同じようなことが何度もありましたので柔軟に対応することができると考えております。」
といったように答えれば「しっかりと下調べができている」「働くイメージができている」と面接官に印象付けることができます。
少し難易度の高い話し方になるかと思いますが、余裕のある方は是非、試してみてください。
「例えば」を使いこなす
主張したいこと・伝えたいことは何でも「例えば」から話せるようにしておきましょう。
「例えば」で始められるといるということは自分の頭の中でしっかりと理解・整理ができているということです。
人に何かを教える時、自分がしっかりとその物事を理解しているのであれば、「例えば」という形で何か具体例を挙げたり、分かりやすい表現の仕方ができたりしますよね。
面接で自分のエピソード・アピールポイントを話す時も同じです。
「例えば」から始められない場合、その話はなかなか相手に伝わらないと思った方がいいでしょう。
「おかげです」を使いこなす
「今、○○があるのは××のおかげです」といったような話し方です。
過去の成功事例やクレーム、上司に怒られたこと、辛かったことなど何でも利用することができます。
例えば
「前職ではノルマが厳しく心が折れそうになることもありました。しかし厳しいノルマがあったおかげで、PDCAサイクルを回すクセを身に着けることができました」
といったように過去の経験のおかげで「現在の成長した自分がいる」というように「過去の成長」を証明しましょう。
論理的に分かりやすく話す
伝えたいことを伝えるためには、論理的に話すことが大切です。
論理的に話をすることは面接の場だけでなくビジネスコミュニケーションの場でも大切なスキルとなります。
論理的に話を伝えるにはルールがありますので、この機会に身に着けておきましょう。
論理的に話を伝えるルール
- 結論から話す
- 全体をイメージさせてから詳細を話す
この二点が論理的に話を伝えるためのルールであり、この型に当てはめて話をするたでも大分伝わりやすい話し方になります。
例えば
「○○です。その理由は2つあります。1つ目は……」
「○○と思います。なぜならば……」
どちらも先に伝えたい結論から話すがことが基本になっています。
しかしこの型に当てはめているだけで「何を伝えるか」がしっかりと考えられていないと「で、何が言いたいの?」という反応が相手から返ってきてしまう可能性があります。
ですので「伝えたいこと」を頭の中で明確にしてから、上記のルールに当てはめて話すようにしましょう。
「数値や変化・動き」を話の中に入れる
客観的で具体的なエピソードを語り、面接官にアピールポイントを伝えるためには「イメージ」が湧くように伝えなければいけません。
そしてイメージが湧くように伝えるためには「数値」と「変化・動き」を話の中に盛り込むのが効果的です。
話すエピソードに含まれている「どれぐらい」「どうして(どうなった)」を具体的に話せるようにしましょう。
例えば
「前職の営業では1日15件の以上回ろうと決めて半年間続けてきました」
といったように数値を入れるのです。
むやみに自己PRや主張をするのではなく、実際に自分が取った行動を事実として提示し、そこから面接官が自然に判断・評価できるように誘導するのが最良の面接となります。
エピソードには自分が進化した体験を話す
どんなエピソードを話したらいいのか迷うこともあるかと思います。
迷った時は現在進行形で活かされていることや「ビフォー・アフター」がセットで語れるような「自分が進化した体験」が伝えるエピソードを選ぶようにしましょう。
特に第二新卒の場合、面接官は今、持っているスキルよりもポテンシャル、伸びしろ、主体的な成長意欲といったものを重要視します。
自分の進化・成長を具体的に話せるように準備しておくようにしましょう。
過去は謙虚に、未来は熱く語る
前職で経験してきたことは事実の積み重ねですから、できるだけ客観的にありのままに話すことが大切です。
過去のことはネガティブなことであれ謙虚になって冷静に語りましょう。
逆に今後のこと、つまり未来のことについては自分の熱い気持ちを表現するように語りましょう。
面接は理論、理屈を超えて自分の仕事・企業に対する熱い思をぶつける場でもあります。
これから御社に入社してどんどん成長していきたい、高みを目指していきたいという思を伝えましょう。
面接が不安ならプロのアドバイスをもらう
転職エージェントを利用すれば、転職活動を熟知したプロのキャリアアドバイザーが面接のアドバイスをしてくれます。
例えば、
- 面接でアピールするべきこと
- 退職理由の伝え方
- 聞かれる質問
- 面接の後のフィードバック(不採用の理由など)
といったことを教えてくれるので、面接の不安や疑問を徹底的に解消できます。