「プライベートの過ごし方を教えてください」
「休日は何をしていますか?」
といった応募者の日常生活を聞き出す質問は、面接では高確率で聞かれるのでしっかりと対策をしておきたいものです。
面接官はこの質問で、応募者の日常から以外な一面があるかどうか、仕事に支障がでそうな趣味、生活習慣を持っていないかを探ります。
さらに面接官によっては、ライフスタイルや信条が自社の方向性や雰囲気とマッチしているかどうかまで見ている場合もあります。
仕事に関係のない話でもOK
評価アップを狙って、全く興味のない趣味を語ったり、してもいない自己啓発の話を無理にする必要はありません。
仕事を安定的に続けているため、仕事へのモチベーションを保つためには、オンとオフの切り替えが大切です。そのため、仕事に直結しない趣味などを語ったからといってマイナス評価になるということはありません。
そのため、基本的には、率直に自分の趣味や打ち込んでいることを話しましょう。
ただし、次の3つの回答はマイナス評価となる場合があるのでNGです。
- 業務に支障が出る趣味、ライフスタイル
- 副業に関すること
- 業務に全く関係のない資格に関すること
業務に支障が出る趣味、ライフスタイルはNG
基本的には率直に「プライベートの過ごし方」を話すべきです。しかし、それが「仕事に影響する」と受け取られるようなものであれば避けるべきです。
例えば、「休みの日は朝まで友人と飲み歩いています」と答えれば、「週明けは、まとに仕事ができるのだろうか」と疑われます。お酒を飲むのが趣味である人は、仕事に支障がでない程度に楽しんできることを説明した方がいいでしょう。
また、「アイドルの追っかけをしています」と答えれば、「地方ライブなどで会社を頻繁に休んだりしないだろうか」と疑われます。この場合も仕事に支障がでないと思ってもらえる伝え方、説明が必要になります。
他に、夜間学校や大学院、英会話はスクール、起業塾に通っている場合も、それが仕事に影響しないことを面接に納得してもらえるような回答の仕方が必要です。
副業に関することはNG
最近では副業を許可している企業もありますが、基本的に会社員は副業がNGです。
募集要項や会社ホームページで、明確に「副業ok」と書かれているのであれば、副業に関する話をしても問題ないかもしれません。しかし書いていないのであれば、絶対に副業に関することは話すべきではありません。
業務に全く関係のない資格、自己啓発に関することはNG
プログラマーに応募しているのに、司法試験や税理士資格、公務員試験の勉強をしていることを話してしまえば、志望意欲を疑われます。
将来、弁護士になりたいと思っている人をプログラマーとして採用がするはずがありません。
「他にやりたいことがあるのでは?」「他の職種を希望しているのでは?」と勘ぐられる回答は避けるようにしましょう。
回答例
通い始めて1年ぐらいになるのですが、仕事のストレスも上手く発散できるようになりましたし、仕事に対するモチベーションも保てるようになりました。健康維持のためにもなると思いますので、今後も継続していきたいと思っています。