「リストラされた」
「会社が倒産した」
会社の都合で転職活動を余儀なくされている人もいるでしょう。
面接では、会社都合について、「会社が傾いたのか」「応募者が本人に問題があるのか」など、詳細理由を聞かれる場合があります。
正直に答えるべきか、嘘をついてでも聞こえの良いことを言うべきか、悩むところでしょう。
では、どのような伝え方、回答をすれば印象を悪くせずに済むのでしょうか?
正々堂々と詳細を語る
「クビになりました」と答えたら、仕事ができない人、問題を起こした人だと疑われるのではないか。そんな不安もあると思います。
しかし、「クビになる」ということは会社の業績悪化の影響もあるはずですので、そのことを正直に回答しましょう。
変に何かを隠すような言い回しをしたり、何かを隠しているような素振りを見せてしまうと、「前職で何か不正を働いて辞めさせられたとのではないか?」と疑われます。
ですので、会社都合退職について質問された時は、堂々とその理由を語るようにしましょう。
不正を働いた、トラブルを起こししてクビになった場合
「会社のお金を着服しましてクビになりました」
「上司と殴り合いのケンカをしてクビになりました」
「不正を働いてクビになりました」
このような回答は絶対にしてはいけません。確実に不採用になりますので、不正を働いた、トラブルを起こしたなどが理由でクビになった場合は、別の理由を語るようにしましょう。
他責的な言い回し、発言は避ける
正々堂々と語るべきですが、言い回しや表現、発言には気を付けなければいけません。
例えば、「会社が全て悪い」「私は何も悪くない」といったように、会社や人、環境に責任を押し付けるような回答の仕方は印象が悪いです。
確かに会社の業績悪化によるリストラは、自分の責任ではなく、会社の責任です。しかし、面接で偉そうに「会社が悪い」と取れる発言は避けましょう。
回答例
非常にやりがいのある仕事であり、これからもっと頑張ろうと意気込んでいた矢先の出来事だったので、残念な気持ちです。
しかし、自分を成長させるための試練なのだと言い聞かせ、次に向かって気持ちを切り替えています。
面接の不安は転職エージェントで解決できる
転職エージェントを利用すれば、転職活動を熟知したプロのキャリアアドバイザーが面接のアドバイスをしてくれます。
例えば、
- 面接でアピールするべきこと
- 退職理由の伝え方
- 聞かれる質問
- 面接の後のフィードバック(不採用の理由など)
といったことを教えてくれるので、面接の不安や疑問を徹底的に解消できます。