
転職回数が多いと
- 忍耐力がないと評価される
- 理想を追いすぎだと思われる
- 軸が定まらないやつだと思わる
といったように、何かと悪い評価をされるばかりです。
良い評価をされることはありません。
しかし、転職したくても勇気がなくて一歩を踏み出せない人や、面倒くさがって何もしない人よりも優秀なのではないかと思います。むしろ転職回数を評価してもいいぐらいです。
転職をする人は行動力がある人である

現状に甘んじて何もしない人に比べれば、転職を繰り返している人の方がよっぽど行動力があるし、自分の人生を大切に生きていると思います。
自分のために、良い環境をもとめて常に動き続けているのですから。新しい環境で、一から仕事を覚え直すことや、人の名前と顔を覚える決して楽なことではありません。
それでも自分の人生を充実させるため、そして幸せを掴むために勇気を出して転職に踏み出しているのです。
転職と忍耐力は関係あるのか?
転職を繰り返すと、忍耐力がないといわれることがあります。しかし転職と忍耐力は全く関係ないと思います。忍耐力がないのではなくて、早く見切りをつけたというだけの話でしょう。
自分の求めているものがその会社になくて、自分の人生を充実させることが不可能だと分かり素早く見切りをつけただけです。むしろその行動力が評価されるべきなのではないでしょうか。
転職を繰り返す人は自分の人生を大切に生きている人
転職を繰り返すと、理想を求めすぎだといわれることがあります。
「自分の理想がすべて叶う会社などあるはずがない。その場所で我慢しろ!」と。
しかし理想を求める前から、挑戦する前から諦めるはただの怠慢であり、それこそ自分の人生を捨てているのではないでしょうか。
転職をして最高の人生をつかんでいる人はいくらでもいます。
確しかに転職を重ねても理想の職場に巡り会えない人もいるでしょう。
でも理想の職場を求めて何度も何度も転職をして、それでもやっぱり理想の職場に辿りつけなかったら自分でも納得できるはずです。
転職を繰り返す人は自分の人生を少しでも良くしようと、充実させようと貪欲になっている人なのです。
職場・環境が自分に合わなくなるのは当然
嫌いなものが食べられるようになったり、嫌いの人を好きなれたりするように、人の好みや価値観は変わるもの。
色々な人やものに出会う中で、給料を重視していたのが、ある日突然、自由な時間を重視するようになることだってあります。
結婚したり、子供できたりすれば当然、自分の中でも優先順位が変わることも。だから今、勤めている会社が自分に合わなくなることは必ずあります。
それに従って環境を変えなければ、その先に待っているのは窮屈で息苦しい人生なのではないでしょうか。サイズの合わない靴を永遠に履き続けるようなもので、いつかは倒れます。
だから自分の感情の変化や価値化の変化に素直に従うのであれば当然、転職回数は増えるものなのです。
現職に文句を言うのに転職しない人は人生を諦めている
家庭の事情や経済的な事情があって今の会社を辞められないのなら仕方がないでしょう。しかし、転職しようと思えば転職できるのに何もしないで会社の愚痴を毎日のようにぼやき「いつか転職してやる!」と意気込むだけだったり、毎日つまらなそうに仕事をして一日を終えたりする人がいます。
そういった人達は確かに忍耐力があるのかもしれませんが、行動力がないといも言えるのではないでしょうか。今の環境に満足しているわけではないが、だからといって行動を起こす勇気もなければ、やる気もない。現状に甘んじ、現状で自分を満足させようとしているだけなのです。自分の人生を諦めてしまっているのです。
転職回数は評価されてもいい
転職回数が多い人は人一倍悩み、人一倍自分の人生にこだわりを持ち続け、人一倍行動してきた人なのです。確かに、採用担当者からしたら「またすぐに辞めるのでは?」と思われても無理もないかもしれません。しかし、色々なことを乗り越えてきたことだけは評価するべきです。