内定をもらい採用通知書にサインする段階になると、つまりその企業に入社するかどうかを決断する段階になると、
「このまま転職してしまっていいのだろうか?」
と悩んでしまうものです。
もしこのような悩みを抱えているのなら、ここで紹介する5つポイントを今一度確認してみましょう。
最後の決断を後悔しないための5つのポイント
転職するかどうか、その最後の決断で後悔しないために、改めて確認しておくべきことは以下の5つです。
- この転職は自分にとってキャリアアップとなるのか?
- 転職先の会社や仕事と相性は良いか?
- 今の会社から円満退社できる状態にあるか?
- 家族の同意が得られているか?
- この転職に本気か?
この転職は自分にとってキャリアアップとなるのか?
転職をすることによってキャリアアップできるかどうかは、転職を成功させる上でとても重要な要素です。
内定をもらった企業で働くことが自分にとってキャリアアップになるのか?
この転職は自分にとってキャリアアップとなるのか?
将来なりたい姿を今一度確認し、今回の転職によって、将来の自分に近づくことができるのかどうかを確認してみましょう。
転職先の会社や仕事と相性は良いか?
次の会社で仕事を続けていくため、そして活躍していくためにも、会社や仕事との相性は重要です。
職場のカルチャーや社風、人間関係は自分に合いそうか?
企業理念や社長の価値観に共感できるものはあるか?
新しい仕事や会社に思い入れが持てそうか?
うまく仕事をこなしていける自信はあるか?
入社してからではないと分からない部分もあるかもしれませんが、エージェントから聞いた情報、調べた情報、面接官の雰囲気などを頼りに、上記のことを今一度考えてみましょう。
今の会社から円満退社できる状態にあるか?
前の会社に問題を残したまま転職をすると、その評判が次の会社にも伝わる可能性があります。
自分の悪評が伝わると、当然、次の会社の評価にも影響します。せっかく新しい環境で、新しい人生をスタートされるのに、マイナスからのスタートでは転職をした意味がありません。
現在抱えている仕事を後任にきちんと引き継ぎをしてスムーズに会社を去れるか?
円満退社を前提に転職先への入社予定日を設定できているか?
今一度確認しておきましょう。
家族の同意が得られているか?
家族がいる場合に限った話ですが
「転職することには同意しているが、採用条件はきちんと教えていない」
といった中途半端な状態では、後々家族間でトラブルになることも。
収入が変わる、勤務条件が変わる、勤務地が変わる、など大きな変化がある場合にはしっかりと家族に伝えておきましょう。
この転職に本気か?
転職に不安や心配があるのは当然ですが、転職に対する自分の意思が少しでも揺らいでいては、新しい職場で成功することはできません。
転職が成功なのかどうなのかは、転職後、すぐに分かることではありません。数年勤務して「転職してよかった」と実感できるものです。
しかしながら、自分自身がこの転職に自信を持っていなければ、そもそも失敗しか待っていないでしょう。
「この転職は絶対に正しい」と自分を信じてください。そして思い切って最後の一歩を踏み出すようにしましょう。
周囲に迷惑がかかることは気にしなくていい!
「自分の転職によって社内の人や取引先の人に迷惑をかけてしまうのではないか?」
こんな不安を抱えてしまう人も少なくありません。
しかし、転職する以上、残った職場の人に多少の負担をかけてしまうのはある程度仕方がないことです。
あなたも上司や先輩が先に転職していく姿を、これまで目の当たりにし、その後処理をした経験があるのではないでしょうか。
転職によってかかる迷惑はお互い様なのです。
また別の見方をすれば、あなたが埋めた穴を埋めようと努力することで、逆に周囲が成長し、組織が強くなっていくことも考えられます。
周囲へのかけてしまう負担は仕方がないことだと割り切って乗り越えましょう。
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