【既卒面接質問集】面接質問18例の答え方・回答例まとめ


既卒が面接で聞かれる可能性が高い質問をまとめてました。

質問の意図、回答のポイント、回答例も記載しているので参考にしていただければと思います。

  1. なぜ既卒になったのですか?
  2. なぜ就職しようと思ったのですか?
  3. 「これまでの経歴について教えてください」
    1. 応募企業で生かせる経験を語る
    2. 回答例
  4. 「志望動機を教えてください」
    1. NGの志望動機の例
  5. 「自己PRをしてください」
  6. 「今、最も関心を持っていることは何ですか?」
    1. 「なぜ、それに関心を持っているのか?」を話す
  7. 入社したらどんな仕事をしたいですか?
  8. 不採用になったらどうしますか?
    1. 別の志望動機と入社意欲を語る
  9. 失敗した経験はありますか?
    1. 社会的に問題だと判断される失敗はNG
    2. 「失敗はないです」はNG
  10. 家電にたとえるなんですか?
  11. 今日の新聞で気になったニュースはありますか?
    1. 「なぜそのニュースが気になったのか?」を重点的に回答する
    2. 新聞を読んでいない場合は自身の非を認める
  12. 家が遠いようですが通勤は大丈夫ですか?
    1. 問題なく通勤できる理由を伝える
    2. NG回答
  13. 当社について知っていること、調べてきたことはありますか?
    1. ネットの情報だけでなく、リアル感のある情報を伝える
    2. 企業研究の際に利用するべきメディア
  14. 集団の中ではどのようなポジションですか?
    1. 自分を客観的に評価した結果を話す
  15. 他社への応募状況と選考の進み具体を教えてください
    1. 応募業界・職種は一貫性があるものだけを回答する
    2. 既に内定をもらっている場合は正直に話す
    3. 不採用になった企業は話す必要なし(結果待ちなどでいい)
  16. 大病を患った経験、持病などはありますか?
    1. 正直に伝えるが正解
    2. 仕事に支障がでないことを伝える
  17. 人間関係で困ったことや、トラブルがあったことはありますか?
    1. 「ある・ない」とその理由、背景を述べる
  18. 最後に何か質問はありますか?(逆質問)
    1. 印象が悪くなるのNG質問
    2. 労働条件に関する質問は注意が必要
    3. 逆質問は、最後の自己アピールの場
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なぜ既卒になったのですか?

既卒でも正社員になれます

「就活を適当にやっていた」
「業界を絞りすぎていた」
「就職する気がなかった」

など、既卒になってしまった理由は何でも構いません。

大切なのは、「失敗要因と改善策を自分になりに考えている」ということをアピールすること。

たとえば、いかの2点を伝えることが大切です。

  • 「なぜ、新卒の時に内定をもらうことができなかったのか?」「どうすれば内定をもらえたのか?」を自分なりに分析し伝える
  • 過去の自分と比較し、「今の自分はどう変わったのか・どう変わろうとしているのか」を語る

「業界を絞りすぎていた」「明確な軸がなかった」「何となく就活をしていた」など、反省点を明確にした上で、「今回の就活では改善するために努力している」ということを説明しましょう。

【回答例】

新卒の時はスマートフォンアプリの開発に携わることができる企業に絞って就職活動を行っておりました。

しかし残念ならが1社からも内定をもらうことができませんでした。内定をもらうことができなかったのは、業種を絞りすぎていたことが原因だと分析しており、視野を狭めすぎていたと反省しております。

既卒になった今では、スマートフォンアプリだけではなくWEBコンテンツの作成やTV番組の作成など、業界・業種にとらわれず、コンテンツ制作する仕事に就くことを目標に就職活動をしております。

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なぜ就職しようと思ったのですか?

安定志向


既卒になった理由と就活を始めた理由はセットで答えることになります。

お金のため、世間体のため、が就職理由の人もいるかもしれませんが、そのまま伝えるのは微妙です。

あまり印象がよくありません。

面接では、

「社会に出て色々なことを学びたいと思ったから」
「アルバイトより正社員になって責任のある仕事をしたかったから」
「将来的に起業したいので、そのためにスキルを身につけたいと思ったから」

といったように、成長意欲があることをアピールできるような回答をした方がいいでしょう。

【回答例】就職しようと思った理由は、正社員になってスキルや経験を身につけたいと思ったからです。

アルバイトでもある程度のスキルや経験は身につきますが、業務の幅が狭く、また代わり映えしません。そのため身につけられる経験やスキルに限界があります。

しかし正社員になれば、ジョブローテーションがあるので色々な仕事を経験可能です。また後輩や部下ができれば、マネジメントについても学ぶことができます。

だから私は正社員になることに決めました。

この回答をすると、「なぜそんなにスキルを身につけいたいのですが?」という質問がくる可能性があります。その回答も考えておくようにしましょう。

「これまでの経歴について教えてください」

経歴


大学では何を学んできたのか、アルバイトは何を経験したのかなど、これまでの経歴は必ず聞かれます。

ここで注意しておくべきことは、履歴書・職務経歴書をそのまま読み上げるだけではけないということです。

面接官は履歴書・職務経歴書の信憑性をたしかめるために経歴を面接で質問します。

面接では「応募企業が求めている実務スキルとヒューマンスキル」を強調して回答するようにしましょう。

簡単に言うならば、「応募企業が求める人物像と合致した人間である」ことを語ればいいのです。

応募企業で生かせる経験を語る

応募企業で生かせるスキル、経験があるなら絶対に伝えましょう。効果的なアピールにあります。

例えば、WEB広告会社に応募する場合、アルバイトなどでホームページの作成や更新、マーケティングの企画などを経験しているのであれば、その経験は絶対にアピールするべきです。また、接客のアルバイトなどを通してビジネスマナーを身につけたのであれば、その経験もアピールしましょう。

直接関連するスキルや経験でなくても、汎用できる経験をアピールすれば、好印象を持ってもらえます。

回答例

【例1】
「引越のアルバイトをしていました。荷物にはお客様の大切なものが詰まっているという意識を持って仕事をしていたところ、『きめ細かい心配りに感動した』とお褒めの言葉をお客様から頂き、お客様を喜ばせる仕事にやりがいを感じるようになりました。

 

今後はアルバイトで培った経験を生かしたいと思います」

【例2】
「公務員試験の勉強に打ち込みましたが合格できませんでした。当初から2年間と決めており、現在悔いはありません。大学時代から塾でアルバイトをしており、授業だけでなく、ご両親との面談や受講生増加のための販促ツール作成、説明会の企画を行いました。

 

今後は塾のアルバイトで培った経験を生かしたいと思います。」

「志望動機を教えてください」

志望動機

志望動機はほぼ必ず聞かれる質問です。

「業界の魅力」「応募企業の魅力」「職種の魅力」この3つを意識して回答するようにしましょう。

応募企業で自分がどのように活躍できるかと関連させて志望動機を伝えられると、評価がさらに上がります。

企業が求めているのは、利益に貢献してくれる人です。

自分が利益に貢献できる人材であること、ガンガンアピールしましょう。

【回答例1】
大学在学中は希望の企業から内定をもらうことができませんでした。大変残念でしたが気持ちを切り替え、悔しさをバネに、実績が明確に表れる営業職として頑張りたいと考えていたところ、御社の求人を拝見し、大学で金融を学んだことを活かせると考えました。

 

未経験の言葉に甘んじることなく、営業職として成果を出せるように頑張ります

【回答例2】
大学時代より、アプリ業界に興味を持ち、就職活動をしましたが、専門知識やスキルが不足しているため採用に至りませんでした。卒業後、どうしてもアプリの開発の仕事に携わりたいと考え、独学で勉強し、アプリを自作し、いくつか実際にリリースしました。

 

御社の求人を拝見し、「失敗を恐れない」という社長の言葉に感銘を受けました。不足しているスキルや知識は、自主的に高めていき、一日でも早く戦力として活躍したいと考え志望しました

NGの志望動機の例

待遇や企業規模を理由にした志望動機はNG

「大手だから」「残業があまりなさそうだから」「給料が良いから」といったように待遇面や会社規模を志望動機として語るのは印象が良くありません。

安定志向の人は「あまり頑張らない」「自分がやらなくても他人がやってくれる」という考え方を持っていると判断されます。

また、待遇面ばかり語ると労働意欲を疑われるので、ネガティブな印象を与えます。

志望動機では、自分にとってのメリットを語るのではなく、自分を採用することで企業にどんなメリットがあるのかを、イメージさせることが大切です。

例えば、「大学で学んだ金融の知識を活かせる」「営業アシスタントのアルバイト経験が生かせる」などです。

ただし「大手だから展示会に一番大きなブースを出せる、その展示会でマーケティングを実践したい」という回答であれば納得してもらえるでしょう。

「社風が魅力的だから志望した」はNG

まだ入社してもいないのに、その会社の社風がわかるはずがありません。

もちろんパンフレットやネットの募集要項には「〇〇な社風です」と書かれていますが、それは単なるPR文句です。

実際の社風は、自分の目でたしかめないとわかりません

ですから「社風に惹かれました」などというと志望動機は、面接官からすれば「入社してないのになんでうちに社風がわかるの?」となるのです。

社風とはとても曖昧なものです。同じ会社でも社員によって、感じている社風はことなります。

また社長や人事部ですら、「うちの社風はこうである」などと明確に回答できる人はいないでしょう。

ですからやはり、「社風が……」などと回答すべきではないのです。

他にも面接でのNG言動はたくさんあります。以下のページでまとめているので参考にしてみてください。

「自己PRをしてください」

自己PRでは、応募企業で生かせるスキルや経験を少しでも保有していることをアピールしましょう。

社会人経験のない既卒者とはいえ、企業側は一日でも早く戦力になって欲しいと思っています。「自分はすぐに戦力になれる人材である」ことをアピールすることが重要なのです。

アルバイト経験やサークル、ゼミの活動でも何でもいいので、応募企業で生かせるスキルや経験を語りましょう。

【回答例】
不動産営業のアシスタントとして、2年間アルバイトを経験してまいりました。営業資料の作成が主の仕事ではありましたが、時には先輩社員とお客様の前に出向くこともあり、先輩社員が営業するのを横目に、営業の流れやノウハウ、トーク術、ビジネスマナーを学びました。

御社の仕事でもこの経験を生かし、また足りない知識は補い、一日でも早く戦力になれるように精進していきます。

「今、最も関心を持っていることは何ですか?」

模擬面接


ここで答えるべきことは「今、関心を持っていること」と「なぜ、それに関心を持っているのか?」の2つです。

基本的に、これから社会人になる人間として、幼稚ととられるようなものでなければ、どんなテーマでも問題はありません。

経済、政治、スポーツや業界で話題になっていることや、職種に関することであれば問題ないでしょう。

逆に、面接官の関心を引こうと思って、独創的なことを話したり、ウケ狙いだととられるようなテーマは選ぶべきではありません。

「なぜ、それに関心を持っているのか?」を話す

関心を持っているテーマよりも、「なぜ、それに関心を持っているのか」のほうが、この回答では重要です。

ただし話が盛り上がり、面接官にあれこれ質問された時、ちゃんとした回答ができないと、せっかく前のめりになった面接官も引いてしまいます。

印象アップを狙って、中途半端に知っていることを話すぐらいであれば、どんなことを聞かれても答えられるような、本当に自分が得意なテーマを選ぶべきです。

ただし、冒頭でも説明した通り、ビジネスマンとして幼稚ととられるテーマはNGです。

例えば、AKB総選挙や芸能人の不倫ネタなど、仕事との関連性が薄いものは避けましょう。

【回答例】
私が今、最も関心を持っていることは、「note」というサービスです。

「note」は自分が作成した文章、写真、音楽、動画などを投稿することができるサービスです。しかもコンテンツを有料化し、収入を得ることができたり、クリエイターをフォローして、更新されたコンテンツを逐次チェックすることができたりします。

私は、学生時代から自分が書いた文章や、作った音楽などを収益化したいと思っており、今での日々、様々なWEBサービスをチェックしています。

しかし、今ままであったサービスはどれもコンテンツに広告を掲載して収益を得るもので、自分の作品そのものを有料化することは容易ではありませんでした。

「note」はそれを可能にしたサービスです。

「note」が登場したおかげで、スキルのあるクリエイターはこれまで以上に、収入を得やすい環境になっていくのではないかと思います。そしてさらに、時間と場所に縛られない働き方が、簡単にできるようになっていくと思います。

入社したらどんな仕事をしたいですか?

やりたい仕事


弊社でどんな仕事をしてみたいですか?
どんなサービスを初めてみたいですか?

といった質問です。

どんな仕事をしたいかについては、今あるスキル、自分の強みと関連させて話すと効果的です。

面接官に、自分のやりたいことを具体的にイメージさせることができます。

これまでアルバイトで経験してきたこと、大学で勉強してきたこと、サークル・部活で経験してきたことの中から、“自分を活かせると思う仕事”と “その根拠” を具体的に伝えましょう。

【回答例】
営業がしたいと考えております。私は大学時代、飲食店でアルバイトをしており、そこで学んだのは、何をしたらお客さんが喜んでくれるのかということと、どうしたら先輩や社員の方の仕事を減らせるのか、ということです。この相手が求めていることを常に探り、それを実行するという経験がもっとも生きるのは、お客様と直にやりとりがある、営業職だと思っております。

 

不採用になったらどうしますか?

応募者を圧迫するような質問です。この質問をされたからといって不採用が決まったというわけではないので、冷静に対応しましょう。

面接官がこの質問を聞く理由は、応募者を動揺させて、入社意欲が本物かどうかを確かめるためです。

そのため入社意欲のアピールとなる志望動機を語るのがベストです。

別の志望動機と入社意欲を語る

まずは改めて志望動機を伝えるべきなのですが、先に語った志望動機とは別の角度からの志望動機を語りましょう。

つまり全くの同じ志望動機を語ってはいけない、ということです。志望動機に加え、応募企業への熱い思いを再度、語るようにしましょう。

また「もし、不採用となりましたら他を探します」という回答はNGです。

実際、不採用になったら他の企業を探すが転職活動です。

なので、正直な話「不採用になったらどうしますか?」と質問すること自体、ナンセンスだと思います。

しかし面接官の狙いは、あくまで、応募者を動揺させた上で、志望意欲が本物かを確かめることです。

ここは割り切って、「御社で働くことしか考えられない!!」という強い想いを語りましょう。

【回答例】
御社は第一志望であり、御社の一員として、○○のサービスを成長させていきたい、という強い想いがあります。今は何が何でも、御社に入社したい、という思いでこの面接にも臨んでいます。正直、もし不採用になったら非常に残念だとしか言いようがありません。また申し訳ございませんが、今は、この次のことまで頭が回りません。

失敗した経験はありますか?

「失敗した経験」は定番の質問なので、回答に詰まらないようエピソードを用意しておく必要があります。

仕事をする以上、失敗はつきものです。

社会人未経験の既卒者であれば、経験やスキルがないのでなおさらでしょう。

仕事で大切なのは、その失敗をどのように対処したかです。

面接官が聞きたいのは、失敗の内容よりも、失敗に対してどのような行動をとったかです。

失敗から何を学んだのか、どう乗り越えたかで、社会人としての資質があるか、入社後の成長を期待できるかを判断します。

社会的に問題だと判断される失敗はNG

世間的、倫理的にやってはいけない失敗は避けましょう。

たとえば、「アルバイト先に芸能人が来た時、そのことをツイッターに公開したら問題になった」といったことを話してしまえば、どう乗り越えた、対処したかを語ったとしても、不採用になるでしょ。

また、「会社の多額損害を与えた」「刑事事件になったしまった」といったことも避けるべきです。「同じような問題を起こされたらたまったもんじゃない」と思われます。

「失敗はないです」はNG

失敗を聞かれているのに、「失敗したことはないです」と回答してはいけません。物事を軽く捉える人だと判断されます。「仕事でも問題を起こすのではないか?」と疑念を持たれ不採用になるでしょう。

面接官はドラマになるような大きな失敗談を求めているわけではありませんし、失敗の詳細はあまり気にしていません。

どんな些細な失敗でもいいので、エピソードを見つけ、学んだことやどう乗り越えたのかを回答するようにしましょう。

【回答例】

アルバイトで販売の仕事をしている時、商品について、間違った情報を伝えてしまい、そのお客様から「あなたからは買いたくない」と言われたことがあります。

自分の失敗でお客様を一人失ってしまったことを大変反省しました。また中途半端な知識しかないのに自信ありげに店頭に立っていた自分に悔しくなりました。

その後は、どんな質問をされても答えられるように商品について勉強にするようにしました。またそれでも分からないことがある場合は、先輩に聞き、お客様を少し待たせてでも、正しい情報を伝えるようにしています。

家電にたとえるなんですか?

既卒の面接対策

ここでは家電を例にしていますが、「動物にたとえると?」「食べ物に例えると?」といった質問もあります。

聞かれる可能性が高い質問なので、必ず準備しておくべきです。

この質問で面接官が知りたいのは、「なぜ、その家電なのか?」といった、理由・根拠についてです。

選ぶ家電はなんでもいいのです。大切なのは「なぜその家電なのか?」です。

では、どのように回答するべきなのか。

まず、「私はレンジです。なぜならば、何でもすぐに温めることができるからです」といった意味不明な回答はしてはいけません。

「レンジです」と回答するのであれば、「場を和ませる私の長所がレンジの機能と似ているからです」といったように、自己PRに直結するように上手く語る必要があります。

このように、自身と家電との類似点を上手く語ることができれば、面接官も納得してくれるでしょう。

【回答例】
私は冷蔵庫です。私は広い心で周りを寛大さで包むことができます。その点が様々なものを収容できる大型冷蔵庫に似ているからです。また、私は冷静な性格で、会議などで熱くなった場面を仲裁に入ってクールダウンした経験があります。その点も冷却機能がある冷蔵庫と類似しております。

今日の新聞で気になったニュースはありますか?

「なぜそのニュースが気になったのか?」を重点的に回答する

「今日の新聞で気になったニュースはありますか?」

この質問で面接官がたしかめたいのは、毎日新聞を読んでいるかどうかではなく、「なぜそのニュースが気になったのか?」という根拠と、そのニュースに対する自分の考えを端的に述べることです。

選ぶニュースは、応募する業界・職種に関連しているほうがいいですが、基本的にどんなニュースについて述べても問題はありません。

ただし、そのニュースに対する自分の考えをしっかりと述べるようにしましょう。

新聞を読んでいない場合は自身の非を認める

最近では、ネットのニュースが充実しているため新聞を読まない人もいるでしょう。

またそもそも新聞なんて面倒で取っていないという人もいると思います。

面接当日、新聞を読んでいなかったとしても、「新聞は基本的に読みません」「ネットで事足りるので、新聞はとっていません」と回答するのは印象が良くありません。

このような回答をするくらいであれば、

「申し訳ございません。普段はあまり新聞を読まないので分かりません。しかしこれから新聞を読む習慣を身につけたいと思います」

と自身の非を認めましょう。

その上で、「新聞で読んだわけではありませんが、個人的に気になっているニュースがあります。それは……」といったように時事問題について関心を持っていることをアピールすれば、マイナスをカバーできます。

当然、その場合であっても、「なぜそのニュースが気になったのか?」についてと、そのニュースに対する自分の考えを述べることが大切です。

【回答例】
朝刊に載っておりました、アメリカの大手投資銀行が約1000億円の赤字を出した、というニュースに興味を持ちました。日本はアメリカの国債は大量に保有しているため、アメリカ経済の停滞は、日本経済にも大きな影響を与えます。さらに、グローバル化が急速に進む世界経済ですので、これは日本、アメリカの問題ではなく、世界規模にも発展しかねません。日本には、社会保障や税など高齢化など様々な問題がありますが、もの問題が多方面に波及しないように、先送りにせず、迅速に対策する必要があると思います。

家が遠いようですが通勤は大丈夫ですか?

「家が遠いようですが通勤は大丈夫ですか?」と質問された場合、「大丈夫です」と回答するのが前提となります。

「勤務できません」と回答するのはNG。そもそも勤務地を確かめた上で、その企業に応募していはずなので、「勤務できません」は絶対にNGです。

面接官がこの質問で知りたいのは、家の遠さが勤務に影響しないかどうかです。

そのためここでは、家が遠くても勤務できるその根拠、理由を具体的に回答するようにしましょう。

問題なく通勤できる理由を伝える

「大学時代は片道1時間半の長距離通学を続けており、慣れていますので全く問題ありません」
「毎朝、座れるのであまり疲れることなく通勤できます」
「通勤中は読書をすることで長時間の移動時間を退屈することなく過ごすことができます」

といったようにこれまでの通勤、通学経験を語るなどして、根性論ではない「問題なく通勤できる理由」を伝えることが大切です。

NG回答

「正直、やってみないと分かりません」といったように曖昧な回答はNGです。面接官からすれば「通勤できるか分からないのに応募するな」となります。

また「可能であれば、家から近い、営業所に配属していただきたいです」といった回答もNGです。「通勤できません」と言っているようなものです。しかも、条件交渉の場ではありませんので、余計な希望を語るべきではありません。

【回答例】
はい、全く問題ありません。学生の時は、片道1時間半の通学を続けておりましたので、慣れています。また、私は本を読むことが好きで、通勤時間は貴重な読書の時間です。長い通勤であっても全く苦はありません。

当社について知っていること、調べてきたことはありますか?

志望動機


「当社について知っていること、調べてきたことはありますか?」

この質問は、応募者がきちんと企業研究を行っているかどうかを確かめることによって、入社意欲がどの程度あるかを判断するものです。

面接官は「本気で入社したいのなら、当然、当社のことは研究をしてきているはずだ」と構えていますので、ここで浅い知識しか答えられないようだと、印象も悪くなります。

ネットの情報だけでなく、リアル感のある情報を伝える

社長の名前や従業員数、拠点数など、一般的に公開されている情報は必ず頭に入れておかなければいけません。

それに加え、応募企業の具体的な取り組みや、店舗訪問、会社説明会、セミナー参加から得た情報を混ぜならが、企業に対してしっていることを述べるようにしましょう。

例えば、

「御社の社員から、こういった話を聞いた」
「実際に御社の店舗に訪問してみたら、どの商品に力を入れているかが分かった」

といったように、ネットにある誰でも入手できる情報ではなく、実際に足を運んで得た情報や、時間をかけて得た情報、お金を使って得た情報など、リアル感のある情報を伝えられると、評価もあがります。

また、他の応募者との差別化できます。

企業研究の際に利用するべきメディア

  • 企業ホームページ
  • 募集要項
  • IR情報(業界戦略や社員の平均勤続年数などが閲覧できる)
  • 会社説明会
  • 業界セミナー
  • OB・OG訪問
  • 会社訪問、店舗訪問
  • 社長ブログ・SNS
  • 就職エージェント(エージェントが貴重な情報を持っていることもある)
  • 企業の口コミサイト(転職会議など)

既卒の就活は、選考から内定まで、長くても1ヶ月ほどです。

新卒の就活に比べると非常に短期間で選考が進むので、上記に挙げたすべての方法で企業研究をしている時間はないかもしれません。


しかし志望意欲をアピールするためには、やはり抜かりなく企業研究をしておくべきです。時間がない場合は、就職エージェントに相談してみましょう。

就職エージェントは他では得られない、貴重な情報を握っている場合もあります。また頼めば、OB・OG訪問、会社訪問などをセッティングしてくれる場合もありますので、積極的に利用しましょう。

※参考:既卒にこそおすすめしたい就職エージェントとは? エージェントの基礎知識と既卒におすすめのエージェント5選

【回答例】
社長は○○太郎様で、現在は、主力のSNSマーケティングの他、スマートフォンのアプリ開発、インターネットサービス事業を行っており、従業員数は100人を超えると認識しております。先日の業界フォーラムで、御社社長の講演を拝聴いたしました。その中で、業界内では比較的に創業が新しく、新興勢力であるがゆえに、この3年間の成長率はNO.1企業であるということ。そして今後の経営戦略として、需要が伸びている台湾への事業展開を検討していること。この2つのお話がとても印象深かったです。

集団の中ではどのようなポジションですか?

「集団をまとめるリーダー的なポジションなのか?」それとも「聞き役なのか?」など、集団の中での役回り、ポジションを問う質問です。

この質問から面接官が知りたいのは、「応募者が職場に溶け込めるかどうか」についてと、「自分のことを客観的に判断できているかどうか」です。

そのため「リーダー的なポジションです」という回答がいいわけではありません。

自分を客観的に評価した結果を話す

リーダーシップを発揮できる人は、企業から重宝がられますが、「リーダー的なポジションです」と回答しても、面接官がそう感じなければ、全く意味はありません。

逆に、「自分を客観的に把握できていない」と判断され、マイナス評価となる場合もあります。

自分のポジションを正直に説明した方がいいでしょう。

たとえリーダーシップがなかったとしても、正直に回答すれば、面接官は応募者が働く具体的なイメージを持つことができます。

「この人は、あの部署でなら上手くやれそうだ」と面接官がシミュレーションすることができるので、正直に話した方が、評価としてはプラスに作用するのです。

【回答例】
私は今まで、集団のなかでは、リーダー的な役割を務めることが多く、そのようなポジションでこそ、力を発揮できると思っています。

学生時代、ゼミと部活では、副長を任されており、会議の企画や、メンバーの進捗管理をしておりました。

その他、トップの参謀役を務めつつ、下のものをまとめる、という役回りをこなしていました。

アルバイトでも他のアルバイトの方をまとめる、バイトリーダー的にことをしており、シフトをまとめたり、仕事の割り振りをしたりしていました。

他社への応募状況と選考の進み具体を教えてください

就活では、複数の企業に同時に応募するのが普通です。

1社ずつ応募していくケースはまれです。

採用側もそのことを把握しています。

ですから、「他社への応募状況と選考の進み具体を教えてください」と質問された時は、応募状況・選考状況を正直に答えて問題ありません。

ただし、注意点もあります。

応募業界・職種は一貫性があるものだけを回答する

面接官がこの質問で確認したいのは、応募企業の選択に一貫性があるかどうかです。

たとえばITや金融、不動産など様々な業界に応募していれば、「うちは冷やかしで応募したのか」「ただの面接練習か」と思われてしまいます。

不動産なら不動産関連の企業を、

ITならIT関連の企業だけを回答するようにしましょう。

ただし業界がバラバラであっても、明確な基準があれば大丈夫です。

たとえば、法人営業に焦点を当てているのであれば、業界がバラバラであっても納得してもらえるでしょう。

また、ベンチャー企業という軸を持って企業を選んでいるのであれば、その旨を話せば、納得してもらえます。

既に内定をもらっている場合は正直に話す

既に内定をもらっているのであれば、正直に話しても問題はありません。

「内定をもらっているのに就職活動を続けているということは、その企業より自社の志望度の方が高い」と面接官も察してくれます。

また他社から内定をもらっているということは、「他社が評価した」というお墨付きがあるということです。

あなたの評価も上がるので伝えるべきです。

不採用になった企業は話す必要なし(結果待ちなどでいい)

「不採用になった」とわざわざ回答する必要はありません。

「○○業界に絞って、応募しております。そのうち2社が選考待ちです」とポジティブな情報だけ伝えれば問題ありません。

ただし、先にも説明した通り、応募先の選択基準に一貫性を持たせることは忘れないようにしなければいけません。

【回答例】
御社の他には、不動産業界の●●や××、旅行業界の●●などを受けています。業界としては、一貫性はありませんが、専門知識を深め、それをもって社会貢献するというところで応募企業を決めています。

【回答例】
WEBサービスを運営している企業を中心に応募しています。現在、書類選考で面接待ちの企業が2つで、最終面接まで進んでいる企業が1社あります。

大病を患った経験、持病などはありますか?

面接官がこの質問で確認したいのは、持病や過去の大病が原因で、仕事に支障がでないかどうかです。

大病を患ったことや、持病がないのであれば、そのまま伝えれば、この質問は終わりです。

また、幼少期に大病を患った経験があったとしても昔の話であり、現在は勤務に何ら問題がないのであれば、シンプルにそのまま伝えればいいだけです。

注意が必要なのは、ここ数年の間に大きな事故があった場合や、大病を患った経験、持病がある場合です。

正直に伝えるが正解

何よりも大切なことは、自身の状況を正直に伝えることです。

嘘をつくのは絶対にNGです。

入社後、面接で嘘をついていたことが発覚すれば、トラブルになる可能性があります。

最悪の場合、虚偽の情報を伝えたとしてクビになったり訴訟になったりする可能性も否定できません。

何らかの健康上の問題があったとしても、少し血圧が高い、といった些細なものであれば、面接官も気に留めないでしょう。

仕事に支障がでないことを伝える

面接官が気にしているのは、「仕事に支障がでるかどうか」です。

持病や大きな事故があったとして、仕事に支障ないことを納得してもらえればいいのです。

また、病気とどう立ち向かってきたのか、どう乗り越えたのかなど、大きな困難を乗り越えてきた経験はアピールにもなります。

バイタリティやメンタリティのアピールにもなるので、そのエピソードも伝えるようにしましょう。

ただし、持病が業務に影響が出そうだと判断されれば、選考上、不利になることは避けられません。これは仕方がないことですので、ある程度、覚悟しておきましょう。

【回答例】
大学生の時に、自動車に巻き込まれた事故を経験しています。頭を強く打ち、事故から3日間はほとんど意識がない状態でした。意識が戻った後も、1ヶ月は頭がボーっとする状態が続き、日常生活にも影響がでる状態でした。しかし現在では、完全に回復し、事故以前と全く同じ状態になりました。医者からももう問題ないと言われていますし、勉強やアルバイト、スポーツなども問題なくできますので、御社での業務に影響することはないかと思います。

人間関係で困ったことや、トラブルがあったことはありますか?

ブラック企業に騙される

会社で働く場合、必ず周りの社員とコミュニケーションを取る必要があります。

1人で黙々と仕事を進めるタイプの職種であっても、上司や先輩とコミュニケーションを取らずに仕事をするのは不可能です。

「人間関係で困ったこと、トラブルがあったことはありますか?」

この質問は、企業という組織で、周りの社員と上手くコミュニケーションを取りながら仕事ができるかを判断するために聞かれるものです。

その他、応募者の人間関係に対する向き合い方から仕事への姿勢を確認したい、という意図もあります。

回答のする際は、これまでの人間関係で困ったことが「ある」か「ない」かと、その理由や背景を述べるようにしましょう。

「ある・ない」とその理由、背景を述べる

「人間関係に困ったことはない」と回答する場合

これまで人間関係で困ったことがない場合は、「なぜないのか?」を自分なりに分析した理由を回答するようにしましょう。

面接官は、「これまで生きて、人間関係で困った経験は誰でもあるはず」という前提でいます。

「ない」と答える場合、面接官を納得させられるような理由が必要がとなります。

たとえば、「常に○○ということを心掛けてきたので、人間関係で困るようなことはありませんでした」といったように、必ずその理由、根拠を伝えましょう。

「人間関係で困ったことがある」

「人間関係で困ったことがある」と答える場合は、その原因や、解決するために取った行動を伝える必要があります。

原因や解決するために取った行動をしっかりと伝えることができないと、「入社しても人間関係のトラブルですぐに辞めるだろう」と判断され、不採用となります。

また、エピソードを語る際は、悪口にならないように注意しましょう。「先輩が無能だったので」などと言ってしまっては、印象がかなり悪くなります。

【回答例】

アルバイトで新人教育を任された時、全く言うことを聞いてもらえず困ったことがあります。

頭ごなしに注意したのでは、更に反発するだけだと思い、何か不満なことはないか聞くようにしました。また面と向かってだと言いづらいと思いましたので、あえてメールで聞くようにしました。

メールのやりとりを通じて、私が新人に対して、少し上から目線で仕事の指示などをしていたのが原因だと分かりました。新人にはその点を率直に謝罪し、支持の仕方などを改めた結果、しっかりと言うことを聞いてくれるようになりました。

人に何かを教える時や、指示を与える時は、相手にどう伝わっているかを確認しなければならないということを痛感しました。

最後に何か質問はありますか?(逆質問)

最後の質問 面接官

面接の最後に100%聞かれるのが「最後の質問はありますか?」という質問です。いわゆる逆質問というやつです。

印象が悪くなるのNG質問

まずはNGな質問の例から。

NGな質問は以下の2つです。

  • 応募職種に関係のない仕事に関する質問
  • 社風に関する質問
  • 質問がない

応募職種に関係な質問はNG

たとえば、営業職の面接で、エンジニアの仕事について質問をする、「営業する気がまったくないのか?」「実は他にやりたいことがあるのでは?」などと疑われ、印象が悪いです。

ですから仕事に関する質問をするときは、応募している職種に関係する質問をするようにしましょう。

社風に関する質問はNG

社風の感じ方は人それぞれです。同じ会社でも社員によって社風の捉え方が違う場合も。

社風はとても曖昧でふわっとしたものです。

そんな社風について質問をしても、面接官は「何を知りたいんだろう? 社内の雰囲気を知りたいのか? それとも当たり障りのない質問しただけなのか?」と思うだけです。

会社の雰囲気が知りたいなら以下のように、もう少し具体的な質問をするようにしましょう。

「御社は協調性を重んじる和気あいあいとした会社なのか、それともバリバリ働く体育会系の会社なのか、どちらか教えていただけますか?」

「挑戦を応援する会社、とホームページにありましたが、実際に働いていて挑戦させてもらったと思う経験がありましたら教えてください」

このように具体的な回答をすれば、印象が悪くなることもありません。

労働条件に関する質問は注意が必要

給料や福利厚生、残業時間、休日休暇など、労働条件は働くうえでとても大切です。

しかし面接で、労働条件について質問すると「福利厚生が充実していて、給料が良ければどの会社でもいいのか?」と判断されます。

入社意欲を疑われます。

そのため労働条件について質問をするときは、工夫が必要です。

「Yes・No」で回答できる質問の仕方をする

たとえば

「この業界ですと月40時間ぐらいは残業があると覚悟しておけばよろしいでしょうか?」

といったように質問するのです。

回答で「Yes」なら、「そうですね」と面接官はそのまま回答。

もし「No」であるなら「そんなに残業はありませんよ。月20時間ぐらいですかね」といったように、具体的な説明とともに回答してくれます。

また、このような質問の仕方をすることで、働くイメージがしっかりできていること、企業研究・業界研究をしていることをアピールできます。

その他、休日出勤や福利厚生についても、「Yes・No」で回答できる質問の仕方をすることで、印象を悪くせずに労働条件を確認できます。

逆質問は、最後の自己アピールの場

既卒でも正社員になれます

面接における逆質問の時間は、単純に質問したいことを聞く時間でもありますが、同時に最後の自己アピールの場でもあります。

自己PRになる質問をするのがベストです。

たとえば、

「未経験から入社した方で、現在活躍している方はどのような方でしょう? 仕事に対する姿勢に関して何か特徴があったら教えていただけますでしょうか?」

上記のような質問であれば、働く意欲をアピールできます。

面接官に好印象を与えることも可能です。

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※参考図書

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