「仕事ができる人」になるためには、特別な能力や訓練、程度の努力が必要だと思っていませんか?
しかし実は、「仕事ができる人」になるのはとても簡単であり、すぐにでも実践可能です。
ではいったどんなことを実践すれば、「仕事ができる人」になれるのか?
それを知る前に、まずは「仕事ができる人」とはどんな人なのかについて解説します。
「仕事ができる人」とはどんな人か?
仕事ができる人とはどんな人か?
仕事ができる人になるためには、「仕事ができる人」について具体的にしっておく必要があります。
ではいったいどんな人か?
仕事ができる人とは、周りから「仕事ができる」と判断されている人のことです。
実際に仕事ができるかどうかは関係ありません。
仕事ができる・できないは他人が決めること
仕事ができるかどうかは他人が決めることです。
あなたの仕事ぶりや社内での振る舞いをから他人が判断することであり、あなたが決めるわけではありません。
スキルがある、技術がある、論理的思考ができるなど、実際の能力はまったく関係ありません。頭のなかがめちゃくちゃでも、仕事が遅くても、会議で気の利いた発言ができなくてもいいのです。
「周りの人に仕事ができると判断される」こと、これだけで仕事ができる人になれます。
ではどうすれば、周りから仕事ができる人と思われるようになるのか?
特別なスキル、経験は不要です。
「仕事ができる人」になるために実績したい5つのこと
仕事ができるかどうかは周りが決めることです。
つまり、仕事ができる人になるためには、周りから自分の言動がどう見られるか、どう評価されるかを考えるだけでいいのです。
1:完璧を追求しない
プレゼン資料の作成、提案書の作成、キャッチコピーの作成など、仕事をなかには完璧を追求したらキリがない仕事が存在します。
こういった仕事は、細部までこだわり完璧を追求したとしても、その頑張りは誰にも気づいてもらえません。
70%で仕上げたとしても、99%で仕上げたとしても、その違いがわかるのはあなただけ。
ならば完璧を求めて納期ギリギリになるより、70%でもいいから余裕をもって仕上げる。余った時間で他の仕事をする。
そのほうがよほど周りからの評価は上がります。周りは、「あいつ仕事できるな」と判断してくれるでしょう。
仕事ができるかどうかは他人が決めることです。自己満像のために完璧を追求する必要はないのです。
2:「周りからの評価はあがるか?」で仕事の優先順位を決める
仕事の優先順位の付け方にも注意が必要です。
たとえば「自分にとって優先度が高い仕事だったので取り組んでいたが、上司からすると優先度が低かった」という場合、段取りが悪い人という印象を与えてしまいます。
仕事ができる人になるためには、自分にとっての優先度ではなく、上司や周りにとっての優先度を考えるようにしましょう。
「その仕事を終えたとき、周りからの評価は上がるか?」を考えること。
仕事ができる人になるためには、周りの優先順位をベースに仕事をこなすようにしましょう。
また、「労力に対してどれくらい周りからの評価が上がるのか?」といった視点をもって仕事の優先順位を決められると、さらに楽に仕事ができる人になれます。
3:時々余裕をもって仕事を仕上げる
仕事ができる人になるためには、実際に仕事が速いかどうかは関係ありません。
仕事ができるかどうかは他人が決めるので、周りから「仕事が速い」と思われるだけで十分。仕事が速いという演出ができれば結構です。
たとえば会議の議事録の作成、プレゼン資料の作成、そのほか他人から頼まれている仕事は、時々早く仕上げること。
毎回早く仕上げる必要はありません。
普段は「あいつは仕事が遅い」と思われない程度に仕事をこなし、時々驚くほどの速さで仕事をこなすだけで十分。
時々仕事を早く仕上げるだけで、「あいつは仕事が速い」「仕事ができるヤツ」という強烈な印象を残すことができます。
4:デスクを綺麗にしておく
整理整頓された綺麗なデスクだと、仕事ができる人という印象を受けるものです。
逆に雑多で何がどこにあるのかわからないような汚いデスクだと、いかにも「仕事ができない人」という印象を受けます。
もちろんデスクの綺麗さと仕事ができるかどうかは、あまり関係ないでしょう。
しかし大切なのは、周囲からどうみられているかであり、仕事ができる人である演出をすることです。
デスクの引き出しめちゃくちゃでも構いません。他人から見えるデスクの上だけは整理整頓し、「仕事できる人」である演出をするようにしましょう。
5:会議で軌道修正を提案する
ダラダラ続く不毛な会議。
そこで、軌道修正を提案するような発言ができれば、あなたは仕事ができる人だと評価してもらえまえます。
たとえばゴールが見えなくて堂々巡りをしている会議。
そこで、「この会議のゴールは何ですか?」「決めることを明確にしましょう」といったように会議の軌道修正を提案する一言を発しましょう。
会議の目的・目標を周囲と共有するのです。
会議の途中で気の利いた発言がなくても、不毛な会議の軌道修正ができるだけで、周りからの評価はぐっと上がります。
さいごに:仕事ができる人になりたければ、自己満足で仕事をするのは無意味
結局、仕事ができる人かどうかは他人が決めることです。
どれだけこだわって仕事をしても、自分が100%満足できる形で仕事を終わらせたとしても、周りが評価してくれなければ意味がありません。
仕事ができる人になりたいなら、周りの人からの評価が上がらない仕事などする必要はないといえます。
周りが見てないときはいくらサボっても手を抜いても問題ありません。
しかし、周の目があるときは仕事をできる人を演じましょう。
人から頼まれている仕事は極力早めに提出して、仕事ができる人であることをアピールするようにしましょう。