退職してから転職活動をするメリットとデメリット【実体験より】

転職活動をする
転職活動を始めるのは会社を辞めてからのほうがいいのか?

それとも仕事を続けながら転職活動をしたほうがいいのか?

私は、会社を退職してから転職活動をしました。

その経験から退職してから転職活動をすることのメリットとデメリットについて解説することで、冒頭の疑問について解説します。

目次

退職してから転職活動をすることのメリット

3年で転職する

嫌な仕事、会社からとりあえず離れることができる

「今の会社、仕事が嫌で、とにかく速く辞めたい」
「早く辞めないと気が狂いそう」

という場合、とりあえず退職してしまったほうが身体的にも精神的にもメリットが大きいです。

私の場合、仕事があまりにもつまらなく、くだらない研修ばかりだったので「とにかく早く辞めたい」という思いがありました。

会社に行くのもつらい状態だったので、とりあえず先に会社を辞めることにしました。

結果、余裕をもって転職活動に臨むことができ、満足できる会社に転職できたのです。

「転職先が決まったら退職しよう」と考えていても、そう簡単に転職先が決まるとは限りません。

仕事を続けているうちに大きなプロジェクトが始まってしまったり、繁忙期に入ったりして辞めづらい状況になる可能性もあります。

辞めると決めた会社・仕事を、辞めたい会社・仕事をダラダラ続けるなんてつらいだけです。

転職活動にも支障がでる可能性があります。

だからあまりにもつらい仕事・会社ならとりあえず辞めてしまったほうがいいと思います。

転職活動に集中できる

とりあえず辞めてしまえば明日の仕事のことも、一週間後のプレゼンのことも、うざい上司のことも気にする必要はありません。

転職活動だけに集中できます。

そもそも転職活動は考えること、準備することが山ほどあります。

応募する企業を決めたり、応募企業がブラックではないかどうかを調べたり、

職務経歴書を作成したり、面接対策をしたりしないといけません。

実際に私は希望条件を厳しく設定していたせいで、条件に合った企業を探すのにとても苦労しました。

無数にある転職サイトを片っ端から利用して、求人を検索して、応募できるものには片っ端から応募するという作業を毎日していたのです。

転職活動になれている人であれば、仕事の合間に転職活動も十分こなせるのかもしれません。

しかし私にとって転職活動は初めてのことでした。

つらい仕事をこなしながら転職活動もこなすなどとレベルの高いことをすれば、

転職活動に手が回らず結局、転職できないという中途半端なことになっていたでしょう。

私は、とりあえず先に会社を辞めることで転職活動に集中でき、満足できる会社に転職できました。

これは大きなメリットといえると思います。

退職してから転職活動をすることのデメリット

転職しよか悩む

転職活動の資金が尽きる

退職するということはつまり、仕事がなくなるということであり収入がゼロになるということです。

ある程度の貯金があればお金の心配はありませんが、「貯金なんてほとんどない」という場合は生活費をどうにかしないといけません。

これは私にとって大きなデメリットとなりました。

実際、私は貯金ゼロの状態で退職しました。

実家暮らしではあったのですが、学生ローンの返済があったので、退職後すぐに日雇いアルバイトを始めることに。

極貧生活だったわけではありませんが、転職先で初めての給料がでるまでは経済的に苦しい生活を送っていました。

大きな出費があるときはクレジットカードで分割払いをしたり、親から借金をしたりもしていました。

結果的に満足できる会社に転職できたのでよかったですが、振り返ると切羽詰まっていたと思います。

退職してから転職活動をする場合は、3か月程度、収入がなくても生活できるだけの貯金を確保してから、

もしくはアルバイトをしながら転職活動をするしかありません。

ちなみに失業保険というものあるのですが、自己都合退職の場合は給付に条件があったり、もらえる場合でも申請から3か月後だったり、頼りにならない制度です。

もらえるなら絶対にもらうべきですが、あまり過度な期待はもたないほうがいいでしょう。

転職活動は退職してからか在職中か? 結局どっちがいいのか?

今の会社、仕事がそれほど嫌ではないなら、仕事を続けながらじっくり転職活動をしてもいいと思います。

それほど嫌でないなら仕事を続けることも大変ではないでしょう。

また転職活動をしているうちに「今の会社は意外と悪くない」と気づく場合もあります。

しかし今の仕事、会社が「嫌で仕方がない」「早く辞めないと気が狂いそう」という場合は、即辞めていいと思います。

今の仕事が嫌ならさっさと辞めたほうがいい

つらい仕事、嫌な仕事を続けることほど体に悪いものはありません。

そんな仕事を続けて精神的に病んでしまったり、身体を壊したりして働けなくなってしまっては、一生つらい人生を送ることになります。

この世で大切なのは何より自分です。

仕事でも上司でも会社でもありません。

精神・身体が壊れる前に、自分を守るために仕事・会社なんて即辞めるのです。

転職活動は会社・仕事を辞めて、落ち着ていてから始めればいいのです。

国や周りの人の助けを借りれば生活費はどうにかなる

「貯金がないので会社を辞めてしまったら生活できない」という場合もあると思いますが、

親や友人の助けを借りたり、使える制度をフルに活用すればどうにかなるのではないかと思います。

たとえば一人暮らしいしているならとりあえず実家に戻ることで、生活費を節約できます。

また転職先が決まるまでという約束で親からお金を借りてもいいでしょう。転職してから返せばいいのです。

頼れる親がいないという場合は友人を頼るのも一つの手です。

転職先が決まるまでという名目であれば寝床を貸してくれる人はいると思います。

友人も親も頼れないという場合は、自分で稼ぐしかありません。

都心部であれば日雇いアルバイトはたくさんあります。

ただしアルバイトも難しいという場合は、無理にアルバイトをする必要もないでしょう。

幸い日本には生活保護という制度があります。

またネットで調べれば、お金がないときに使える制度を調べることができます。

使える国の制度は存分に活用するべきです。そのために日頃、高い税金を払っているのですから。

周りの人の助けを借りる、もしくは使える制度フルに活用することで、貯金がなくても転職活動をすることはできると思います。

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