既卒の就活では、「仕事への意欲」をアピールすることはとても重要です。
特に業務経験やスキルがない場合はポテンシャルで採否を判断されるため、面接官は「どれくらい仕事に対して意欲があるか?」を重視します。
ここではその「仕事に対する意欲」をアピールする3つの方法を紹介します。
方法1:話す雰囲気で仕事への意欲を示す
「人は見た目が9割」といった言葉があるように、見た目・雰囲気は相手に大きな印象を与えます。
話の内容よりも以下のような要素が注目されるのです。
- 【声のトーン・話すスピード・声の張り】といった“聴覚情報から伝わる印象”
- 【態度・表情・身振り手振り】といった”身体言語から伝わる印象”
つまり面接では、表情や声のトーン、身振り手振りなどを交えなが話すと、仕事に対する意欲を効果的に伝えられるということです。
しかし面接でいきなり情熱的に話すのは難しいと思います。面接で印象の悪い話し方・表情するので、それらをやらないように注意してください。
面接で印象の悪い話し方・表情
- 声が小さすぎる・大きすぎる
- 声に抑揚がない(棒読みである)
- 震えた声
- 早口
- 頻繁に「すみません」を使う
- 頻繁に咳払いをする
- 落ち着きがない
- 眉間(みけん)にしわを寄せる
- 無表情
- 目を見て話さない、目線が散らばる
- リアクションが大きすぎる
- 貧乏ゆすり
- 手遊び(机の下でも極力やらない)
- 体や頭が揺れすぎている
- 相手に対して正面を向いていない
- 背もたれに寄りかかっている
- 足を組む、腕を組む
注意すべきポイントはたくさんありますが、無理に情熱的に話そうとするよりも、上記のポイントを意識してネガティブな印象を極力与えない方が簡単で安全です。
方法2:応募職種への理解度の深さで仕事に対する意欲をアピールする
希望している職種の理解度をしっかりと説明できるかどうかは、仕事への意欲をアピールするためにとても重要です。
応募職種に対して魅力的に思っていることをアピールするのはもちろんのこと、
「仕事に対するネガティブな一面も理解している、その上で応募している」ということが伝わるアピールができると、仕事に対する理解度の深さもしっかり伝わるでしょう。
説明例
(職種のネガティブな一面をしっかりと理解していることを説明する)
しかし、成果を出すために、日々試行錯誤を重ね、ノルマを達成していくことで大きく成長できると思っています。
また営業は成果が数字として現れます。どれだけ自分が成長しているのかを数字で確認するできる点も魅力的に思っています。
(その職種の魅力的に思っている面を伝える)
方法3:仕事に就くために実際に行動していることを伝えて、意欲をアピールする
「プログラマーになりたい」といくら口で言っていても、何の勉強も始めていなかったら誰も信じてくれません。
目標に向かって、“今、具体的にどんな行動を起こしているのか”、を伝える必要があるのです。
既に行動を起こしていることを説明することで、その職種に対していかにやる気があるのか、をアピールしましょう。
説明例
全くの未経験からスマートフォンアプリの開発者になりたいと思い、本を数冊買い、開発環境を整え、簡単なアプリを実際に作成しながらJAVAの勉強をしています。
今月末を目標に完成したアプリを実際にストアで公開する予定です。
覚えることが多くて大変ですが、思った通りに動かすためにはどうすればいいかを試行錯誤しプログラミングをしていくことにとても面白さを感じています。
今後は、アプリ開発の仕事に携わり、さらに知識・スキルを高め、人の生活に役立つようなアプリなどを開発したいと思っています。