本来であれば身だしなみを整えたりするために時間に余裕をもって面接には臨むべきです。
しかし電車が止まってしまったり、不測の事態に遭遇したり、やむを得ず遅刻する場合もあります。
では面接で遅刻しそうな時、どのような対応をするのがベストなのでしょうか?
連絡の仕方とその際の注意点について解説していきます。
面接に遅刻するときはどうすればいいのか?
遅刻するときは、必ず電話する
面接に遅刻する時には必ず電話で、遅刻する旨を連絡しましょう。
連絡の先は下記のように伝えるのがベストです。
「乗っていた電車が事故で停車してしまい、10分ほど遅れそうです。申し訳ありませんが、何卒面接時間を変更していただけないでしょうか」
採用担当者のメールアドレスを知っていても遅刻の連絡は必ず電話です。
電話で連絡を入れない場合、100%不採用となります。これは企業で働くようになってからも同じことで、無連絡での遅刻は一発で首になっておかしくありません。
また、エージェントを利用していて企業の採用担当者の電話番号を知らない場合は、とりあえずエージェントに遅刻する旨を伝えましょう。
その後の対応はエージェントが教えてくれるはずです。
遅刻が確定してない場合でも連絡する
また「頑張れば間に合うかも」という遅刻が確定していない状態でも、可能性がある時点で企業に連絡を入れるようにしましょう。
汗だく・髪型も服装もめちゃくちゃといった「いかにも走ってきました」といった状態で面接に臨めば、第一印象は最悪です。
そうなるぐらいなら、しっかりと連絡を入れて、落ち着いた状態で面接に臨んだ方が良いです。
遅刻連絡をする際の4つの注意点
交通機関の遅延の場合は自分の責任ではないと思ってしまうかもしれません。
しかしどんな理由であれ遅刻は遅刻です。不測の事態でも自己責任であり、当然印象は悪くなります。
それは仕方がないことなので、遅刻をする時は次のポイントに注意し、社会人としてのトラブル対処能力をアピールしましょう。
1:到着予定時間を伝える
遅刻の連絡をする際は10分遅れるのか、20分遅れるのかをしっかりと伝えましょう。
到着予定時間を伝えておけば採用担当者もスケジュール調整がしやすくなります。
また到着予定時間は、当然確実に到着できる時間を伝えます。
「19時10分ごろになります」と伝えたのに「やっぱり19時20分になりそうです」といったように遅刻に遅刻を重ねることがないようにしましょう。
2:重々謝罪する
遅刻することをしっかりと謝罪しましょう。
電車遅延であれ、何であれ遅刻は全て自己責任です。「仕方ないじゃん」といった様子が言葉や口調から受け取られたら100%採用されません。
就活において他責的な発言・行動は完全NGです。
3:「急いできました感」をださない
息を切らして、少し焦った様子でいかにも「急いできました」といった様子で会社に入ってはいけません。
慌てた様子を見せるのはビジネスとして自己管理ができていない証拠です。第一印象も最悪です。
あくまで落ち着いて、重々謝罪をして、面接に臨むようにしましょう。
4:遅延証明書を必ずもらう
電車やバスの場合は、必ず遅延証明書をもらい提出しましょう。
採用担当者も疑うわけではありませんが、やはりないよりはあった方がいいです。
挽回もできる
しっかりとした対応をし、トラブル処理能力や粘り強さを見せることができれば
「この人を面接しないのはもったい」
と採用担当者に思ってもらえる可能性があります。
万が一の時は諦めず、誠意ある対応ができるように準備しておきましょう。