自分のやりたいこと。つまり好きなことを仕事にするべきかについては、様々な意見があり、結局どうすればいいのか分からない、という人もいると思います。
しかし、どんな意見があろうともとりあえず好きなことを仕事にしてみるべきです。なぜなら人生はいつ終わるかわからないからです。
後悔しないために一度は好きなことに挑戦したほうがいい
「どんなに好きなことでもお金が絡んでくると楽しくなくなる。だから好きなことは仕事にしてはいけない」
「好きなことで飯を食っていけるのはほんの一握り」
「好きなことはお金にならない」
「好きなことが得意なことであるとは限らない」
といったように「好きなことを仕事にするべきではない」という意見はたくさんあります。でもこんな意見はどうだっていいのです。正しかろうが正しくなかろうがどうでもいいのです。人生は一度きりなのですから、一度は自分がやりたいと思ったことに挑戦するべきです。
嫌いになってもいい
このような意見があります。
「どんなに好きなことでもお金が絡んでくると楽しくなくなる。だから好きなことは仕事にしてはいけない」
さて、仮にこの意見が正しくて、好きなことが嫌いになったとします。しかし好きなことを嫌いになって何か問題があるのでしょうか。
「好きなことを仕事にしたい」と思っている人は、今好きでもない仕事に就いていると思います。ということは、好きなことを仕事にして、それを嫌いになったところで前の状態に戻るだけです。
それに「やっぱり好きなことを仕事にしてはいけないんだな」という学びを得ることができます。
金を稼げなかったら別の仕事をすればいい
「好きなことで飯を食っていけるのはほんの一握り」
「好きなことはお金にならない」
確かに好きなことで食べていくのは難しいかもしれません。
しかし、仮に好きなことに仕事をやってみて全く稼げなかったら、その時は、また普通の仕事に戻ればいいだけです。
仕事の内容にこだわらなければ、仕事はいくらでも見つかります。好きなことを仕事にできないと分かれば、仕事なんて普通に働いて普通に給料をもらえれば何でもいいはずです。
またもし20代であれば、親も健在でしょう。結婚して家族がいる、という人もそれほどいないでしょう。最悪の場合、仕事が安定するまで親に頼るということもできます。
親が既にいない場合でも、日本には生活保護という制度があります。最悪の場合であっても生活費ぐらいは何とかできるはずです。ということは好きな仕事に挑戦したところで、それほどリスクはないのです。あるとすれば、好きな仕事に挑戦している間、収入が激減すかもしれないということぐらいです。
周りに意見に振り回されるのはもったいない
「好きなことを仕事にする」
この挑戦には、大したリスクはありません。それにもかかわらず、
「どんなに好きなことでもお金が絡んでくると楽しくなくなる。だから好きなことは仕事にしてはいけない」
「好きなことで飯を食っていけるのはほんの一握り」
このような意見を信じて、好きな仕事に挑戦しないのはもったいないと思いませんか?
もしかしたらあなたは好きなことで飯を食っていけるほんの一握りの人間かもしれません。周りの意見に振り回されて何もしないのはもったいないと思いませんか?
遅かれ早かれ人間は死にます。死ぬまで今のつまらない仕事を続けるのなんて耐え難いはずです。死ぬまでとは言わないまでもこれから65歳までは働き続けなければいけません。今から30年以上も今の生活が続くことなんて耐えられないはずです。
それならとりあえず今、抱えているモヤモヤを解消させられるであろう行動をとるべきでしょう。つまりやりたいこと、好きな仕事に挑戦するべきです。