この疑問について、本記事では解決します。
大手企業の人が転職活動が気をつけるべきこと
1:個人の努力・工夫をアピールする
職務経歴書や面接で実績をアピールするときは、個人の努力や工夫をアピールするようにしましょう。
たんに「○○万の売上をあげた」といった実績をアピールしても
「企業のブランド力、資金力のおかげなのではないか?」
「会社の知名度とリソースがあったからこその実績であり、個人の実力は乏しいのではないか?」
と疑われるます。
あなた自身の能力をしっかりアピールするためにも、個人の工夫や努力を伝えるようにしましょう。
たとえば、
「○○という対策をしたら売上が上がった」
「○○という工夫をしたら成績が上がった」
上記にようにアピールすると、自分自身の工夫も伝えられます。
2:「なぜ大企業を辞めるのか?」納得できる回答を用意しておく
「なぜわざわざ大企業を辞めるのか?」
大企業出身者は高確率でこの質問をうけるので、
面接官が納得できるような回答を用意しておく必要があります。
中小企業に応募する場合であれば、「なぜわざわざ大企業を辞めるのか?」の回答はとくに重視されます。
曖昧な回答だと「何となく転職したいだけか」「人間関係の問題か」「仕事できなくても居場所がなくなったのか?」などとネガティブな疑いを持たれる場合も。
「大手のブランド、組織力を捨ててもやりたいことがある」といったように、大手を辞める理由をしっかり回答できるようにしておきましょう。
3:大企業出身を誇らない・謙虚な姿勢で転職活動に臨む
「名前を知らない企業なんてありえない」
「規模が小さい、知名度が低い企業には転職したくない」
といったように大企業出身を誇るような態度、中小企業を見下すような態度は絶対にNGです。
中小企業の面接で「御社のような規模の小さな会社にはわからないかもしれませんが……」といった発言は絶対にNG。
謙虚さがない、視野が狭いといった理由で不採用になります。
中小企業は格下、という考えを捨てる
「知名度が低い企業、規模が小さい企業に転職することランクが下がる転職だ」といった考えをもっているなら、今すぐ捨てるべき。
そもそも中小企業でも圧倒的な強さを誇る企業や、世界でも有名な企業はいくらでもあります。
ベンチャー企業でも革新的なサービスを生み出している企業はたくさんあります。
大企業だからといって偉い、ランクが上などということは決してないのです。
4:大企業出身者だからといって準備に手を抜かない
「大企業出身だから簡単に転職できるはず」
「中小なら簡単に採用してくれるはず」
といったように自信過剰になり、応募書類対策、面接対策などの準備に手を抜く人がいます。
たしかに大手出身者であれば書類選考が通過しやすかったり、面接でもある程度の評価を受けたりすることもあるでしょう。
しかしすべての企業が大企業出身者を評価するわけではありません。
逆に、
「経験してきた業務の幅が狭いから役に立たないのでは?」
「大企業の看板がないと仕事ができないのでは?」
「大企業出身を鼻にかけて扱いづらいのでは?」
といったように大企業出資者に対してネガティブなイメージを持つ企業もあります。
あなたが有名大企業の出身であっても、誇れるような実績があっても、採用されるための準備を怠れば、転職は失敗します。
最後に:転職エージェントを使ってプロのアドバイスをもらう
転職エージェントを使うとプロのキャリアアドバイザーに相談ができます。
大企業出身者が転職を成功させるにはどうしたらいいのか?
どんなスキルや経験をアピールすればいいのか?
といった具体的な相談ができ、アドバイスをもらえるのです。
またあなたの希望に合致した企業を紹介してくれたり、企業にあなたを推薦してくれたりとさまざまなサポートを受けられます。
転職で失敗したくないなら転職エージェントはかなりおすすめです。
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