面接で本音を話す・本音を納得してもらうコツ【6つ】

面接対策


ウソをついたり、自分を誇張したりして採用してもらうよりも、本音を話し、それを納得した上で採用してくれる企業に入社するのが理想です。

しかし退職理由や転職先での希望を正直に話しても、「自分勝手」「自分を過大評価している」「考えが甘い」などと受け取られてしまいます。

面接で本音を伝えて、納得してもらうためには伝え方を工夫する必要があります。

では、どんな伝え方をすればいいのか、ここでは紹介します。

目次

退職理由は1番のものだけを話す、3、3番目の退職理由は不要

退職の1番の理由が「人間関係」にもかかわらず、印象が悪くなることを恐れて、2、3番目の理由を言ってしまうのはよくありません。

本当の退職理由を面接官に納得してもらいたいなら、1番の退職理由だけを話すようにしましょう。

退職理由が人間関係の問題であれ、給与の低さであれ、大抵のことは面接官自身も経験していることです。

一見ネガティブに聞こえる退職理由であっても、「改善の努力をしたけどどうしてもだめだった」としっかり伝えれば面接官も納得してくれるはずです。

逆に2番目、3番目、もしくは全く思ってもいない退職理由を話しても、具体的な話ができず「なんか嘘くさいな」「本音を隠しているのでは」と思われてしまいます。これではかえって印象が悪くなるだけです。

希望を伝える時は、理由と根拠を述べる

年収は○○万円以上欲しい。
○○の仕事をやらせてほしい。
○○はしたくない。

満足のいく転職をするためには、本音を伝え、納得してもらう必要があります。

しかしやみくもに自分の希望を伝えても、「自信過剰だ」「身の丈を知らない」と思われるだけです。

希望を伝える時は、その理由と根拠を伝えましょう。

例えば、希望年収を伝える時は

「希望年収は○○万円です。御社なら商品も素晴らしく、販路が増えますので、今まで以上に自分のスキルを発揮できると考えています」

といったように伝えるのです。

正当な理由と根拠があれば、面接官も納得してくれます。

エピソードは聞かれてから話す、勝手にしゃべらない

聞かれてもいないのに得意げにエピソードを話し始めても、聞き流されるだけです。自分勝手な人だ、とネガティブな評価を受けます。

面接はプレゼンではなく、話し合いの場です。一方的にしゃべるとコミュニケーション力がないとみなされます。

職歴紹介をするときは、職歴の概要をざっくり話すことと、数字などを用いて実績を端的に話すようにしましょう。

面接官は職務経歴書を読んでいるので、気になるポイントがあれば質問してくれます。

主体的に取り組んだ仕事を伝える

即戦力が求められる中途採用において、企業は主体性のある人を求めています。

たとえ大きなプロジェクトの末端の仕事でも、小規模なプロジェクトにしか携わったことがなくても、主体性を持って仕事をしてきたことは評価されます。

たとえば、小さな仕事でも、「効率を上げるために報告書のフォーマットを作り直し、周りの社員から『1時間かかっていた仕事が10分でできるようになった』と感謝されました」といったよう、主体的にかかわったことを伝えるのです。

逆にどれだけ大きなプロジェクトに関わっていても、上司に指示されたことをやっていたのであれば、評価してもらえません。

実績をアピールする時は成功要因を伝える

こんな実績がある、この実績を出せたのは○○をしたからだ、といったように実績を話す時は成功要因もセットで伝えることが大切です。

成功要因を把握できているということは、再現性があるということです。

面接官が、再現性があると判断すれば、「うちの会社でも結果をだしてくれそうだ」と考えてくれます。

ただし、「景気がよかったから」「運がよかったから」といった成功要因では再現性を感じされないので、意味がありません。

こんな工夫をした、こんな取り組みをした、といったように主体的に行ったことで成功要因となるものを伝えるようにしましょう。

人、企業に責任を押し付けるような発言はしない

上司が自分の実力を評価してくれなかった、
商品・サービスが悪くて成果がでなかった、
会社の体質が古く自分には合わなかった、

など、退職理由を伝える時は、会社や人が悪かった、という流れになりがちです。

ストレートに伝えると人、企業に責任を押し付けるような発言をしてしまうと印象が良くありません。

>企業は、どんなことがあっても自分の責任ととらえ、自分で考え成長していける人を求めています。

人、企業が合わなかった・悪かったという本音を伝えるためには、「自分にも責任・非があった」ことを伝えるべきです。

自分にも責任・非があったことを伝える

100%上司・会社が悪いという場合でも、自分にも責任・非があったと伝える方が好印象です。

例えば下記のように、自分にも非があったと自覚している、ということを伝えるのです。

「退職理由は、営業方針が自分には会わなかったからです。

しかし『昔からそうだから』という理由で非効率なこと仕事の進め方が残っており生産性のない残業につかれてしまいました。

いま思えば、私がもっと具体的な改善案や改善することもメリットを伝えればよかったかもしれません」

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