企業選びで失敗したくない。
どうやって企業を選べばいいのか? 企業選びのコツは?
この疑問を本記事では解決します。
まず企業選びで失敗しないためには、条件の優先順位を決めておくことが大切です。
その理由についても解説します。
【絶対】条件の優先順位を決める
「条件」とは、たとえば「給料」「仕事の内容」「企業の魅力」といった企業を選ぶときの要素です。
企業選びの軸と呼んだりもします。
このような条件を自分なりにピックアップし、その優先順位を決めるようにしましょう。
第二優先:給与
上記のように。
優先順位が決まったらあとは、それに従って企業を選ぶだけです。
具体的にどんな条件を考慮すればいいのか?
わからない方は以下を参考していただければと思います。
※企業を選ぶときに考慮すべき条件の一例
- 【給与】月収、年収、賞与、昇給、各種手当など
- 【勤務条件】勤務時間、勤務地、休日休暇、福利厚生など
- 【仕事のレベル】経験、スキルが適しているか
- 【会社の魅力】会社の雰囲気、人間関係、風土が自分に合っているか
- 【仕事の魅力】仕事は自分にとって魅力的か、やりがいを感じられるような仕事か
上記は転職本でも紹介される「会社選びの軸」とも呼ばれるものです。
あくまで一例ですが、上の5つの条件で優先順位を決めておけば問題ないでしょう。
他にも追加したい条件があるなら追加しても問題ありません。
もっとも大切なのは、条件の優先順位を決めておくことです。
なぜ条件の優先順位を決める必要があるのか?
企業選びで失敗・後悔しなくなるから
たとえば、給料の良さを第一優先にした場合、仕事が忙しくても、社風が合わなくても、給料が高い企業に転職できれば後悔はありません。
優先順位を明確にし、「第一優先事項」を満たす会社に転職できれば、他の条件がどうであっても後悔する可能性は低いのです。
一方、優先順位を決めておかないと、転職の目的を忘れて、企業選びをしてしまう危険性があります。
たとえば、給料が低いのが不満で転職したのに、その目的を忘れて、企業規模、企業の知名度などで、企業を選んでしまい後悔する場合があるのです。
そういった後悔をしないためにも、あらかじめ優先順位をはっきりさせておくようにしましょう。
本当に転職すべきかがわかるから
優先順位を決める過程で、前職の不満を振り返ることができます。
たとえば、
「現職は給料が低い、だから給料の良さを第一優先にしよう」
「現職は仕事がとにかくつまらない、だから仕事の魅力を第一優先にしよう」
といったように。
その際、「これだけは絶対に譲れない」「これだけは絶対に改善したい」という条件が具体的に思い浮かばない場合、「転職する必要はない」という回答を出せます。
転職するべき明確な理由がなく、「3年経ったから」「周りに転職する人が増えてから」といった何となくの理由で転職しても失敗するだけです。
そういった「何となく転職」を避けるためにも、優先順位を決めておくのは、非常に重要です。
効率的に転職活動を進められるから
何となく求人サイトを眺めていると、魅力的な企業がたくさん見つかり、応募する企業をなかなか決められない場合があります。
またその日の気分で給料の良い企業がよくみえてしまったり、
仕事が楽そうな企業がよくみえてしまったり、
「スカウトメールをもらったから」という意味不明な理由で応募してしまったりすることも。
何となく応募する企業を選んで転職しても、後悔します。
「何となく転職」を避けるためにも、優先順位を決めておくのは、非常に重要です。
「どの条件を優先したらいいかわからない」ときは転職エージェントに相談する
「doda」のような、転職エージェントを利用するとプロのキャリアアドバイザーに無料で相談できます。
転職エージェントでは転職をサポートしてきたその道のプロなので、友人や仕事仲間よりも、具体的で納得できるアドバイスをもらえます。
また転職や仕事について、自分の考えを誰かに話すことで頭のなかが整理されます。
どんな仕事が自分に合っているのか、転職する必要があるのかが明確になることがあるのです。
転職エージェントは基本的に、相談するためだけに利用しても問題ありません。
相談した結果、「やっぱり現職を続けます」という結論を出しても、とがめられることはありませんので、気軽に利用しましょう。
- リクルートエージェント(知名度、利用者ともにトップクラスの総合転職エージェント)
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その他にも様々な転職エージェントがあります。以下のページでまとめて紹介しています。