面接で採用されるためには、自分に好印象を持ってもらい「一緒に働きたい」と思われることが何よりも大切です。
というのも、どれだけ実力やスキル、素晴らしい経歴があろうとも「この人とは働きたくない」と思われてしまったら採用されることはないから。
ではどうすれば「一緒に働きたい」と思ってもらえるのか?
面接官に好印象を与えるために意識したいポイントを紹介します。
面接官に好印象を与える5つのポイント
1:面接官に対して感謝の意と好感を持つよに意識する
初対面では自分が「嫌な人だな」「感じが悪い人だな」と思っている相手から好かれることはありません。
逆に自分から「いい人だ、この人に会えてよかった」という思いを持って接すると、それだけ相手も好感を持ってくれるでしょう。
少なくとも書類選考で大勢のなかから自分を選び多忙な時間を割いて面接のチャンスを与えたくれた人だ、という感謝の気持ちを持って接するようにしましょう。
好印象を持ってもらうためには、まず、“自分が面接官に好印象を持つ”ことが大切です。
2:説明や質問は耳ではなく全身で聞く
面接では、背筋を伸ばし、耳だけではなく全身で話を聞くつもりで面接担当者に向き合いましょう。
真剣に話を聞けば、視線は自然と面接官の顔に向くはずです。話し上手ではなくても、聞き上手であるなら一定のコミュニケーション力は評価されるでしょう。
逆に面接官の話を最後まで聞かず、途中で質問を挟んだり、聞き漏らして「もう、一度言ってもらえますか?」と聞き返したりするのは印象が良くありません。
3:質問には素直に、誠実に、正直に答える
面接官はあなたの本音、本当の姿を探ろうと様々な質問を投げかけてきます。時に変な質問や多少無礼な質問をしてくることもあるでしょう。
その際に「答えなくてはいけませんか?」「選考に必要なことですか?」といったように非難口調で切り返すのはNGです。印象が悪くなります。
どんな質問であっても、それは選考に必要な事項を確認するためのものです。
冷静になって質問の意図を判断し、素直に誠実に答えれば、あなたの印象もよくなります。
4:自分の言葉で、結論から簡潔に話す
転職ノウハウ本に書いてあるような型通りの回答や、長話をしてしまっては印象がよくありません。
「○○だと思います。なぜなら~」
「御社を志望した理由は2点あります。1点目は○○~」
といったように結論から、そして自分の言葉で話すようにしましょう。
また「当社の○○をご存知ですか?」という質問をされた特に、イエス・ノーだけで回答を終わらせるのも印象が良くありません。
「もちろん存じております。御社のコーポレートサイトに拝見させていただき、○○な点に驚きました」といったようにプラスで何か自分だけの簡潔な具体情報を付け加えると好印象に繋がります。
5:自信を持って面接に臨む
尋問にでも向かうような警戒心や硬い表情で面接会場に入るのはNGです。そんな表情で面接官と合っても好印象にはなりません。
また自信のない様子は面接官にも伝わります。自信のない人と一緒に仕事をしたいとは思いません。
緊張や不安があるのは分かりますが、面接会場に入る際は、表彰台に上る気持ちで入りましょう。
緊張するのは同じでも、表情は輝き、面接担当者が受ける印象も大きく変わってくるはずです。
面接官に嫌われる言動
その他、以下の言動にも気を付けましょう。
- 馴れ馴れしい言葉で話す人
- 過去の職歴を鼻に掛ける
- 周囲まで暗くなるようなマイナス思考の人
- 視線が合わず話す人
- 話がやたらと長い人
面接官に嫌われてしまってはそれこそ、絶対に採用されることはありません。
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不安がある場合は面接練習をする
話し方の癖や言葉使いなどは、自分では気づきにくいものです。
どれだけ気を付けていたとしても、知らず知らずのうちに悪い印象を与えるような言動をとっている可能性もあります。
それを防ぐためにも、面接練習は有効です。
友人などではなく、転職エージェントを相手にして面接練習を行うのがおすすめです。転職エージェントは、採用で見られるポイント、印象の話し方や表情などを熟知しています。
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