
「慎重に考えてから行動するタイプですか、即行動に移すタイプですか?」
この質問で、適切な回答をするためには、企業が求める人物像とマッチした回答をする必要があります。
そして、話に具体性を持たせるため、「なぜ、そう思うのか」といった発言の裏付けとなるエピソードを語らなければいけません。
求める人物像を確認する
例えば、求める人物像に「フットワークの軽い人」と掲載されているにも関わらず、「私はじっくり考えてから慎重に行動するタイプです」と回答してしまえば、企業が欲しい人材とは異なってしまいます。
これでは面接官が「採用したい!」と思うはずがありません。
まずは応募企業が、即行動に移すタイプか、慎重に行動するタイプか、どちらを求めているのかを把握しておきましょう。
そのためには、募集要項の求める人物像の欄をしっかりとチェックしておく必要があります。また、求める人物像が具体的に書かれていない場合は、社員紹介や、企業理念、社長メッセージをチェックしましょう。
社員紹介で紹介されている社員は、企業が求められている人物像とマッチした人です。その人がどんな行動特性、気質、特徴を持った人なのかを探れば、求める人物像が見えてきます。
また社長メッセージや企業理念から、その企業の社風や雰囲気、行動特性が見えてきますので、必ず一度は確認しておきましょう。
具体的エピソードを加える
「なぜ「慎重に考えてから行動するタイプだと思うのか」
「なぜ、即行動に移すタイプなのか」
求める人物像とマッチした自身の行動特性を回答しても、それを裏付けるエピソードを伝えないと、「採用されるために調子を合わせただけなのか」と思われてしまいます。
例えば、見た目や語り口調がどうみてもじっくりタイプなのに、「即行動するタイプです」と回答しても信じてもらえません。
また、裏付けとなるエピソードは、学生時代の話や、アルバイトの話ではなく、仕事上での出来事の方がいいでしょう。やはり、仕事上でのエピソードの方が、説得力が増しまし、面接官は応募者が働く姿をイメージできるので効果的です。
回答例
先日、私が販売した商品に欠陥があったと苦情があったのですが、事実確認の前に、私はすぐさま菓子折り持ってお客様にお詫びに伺いました。その後、しっかりと原因究明を行いました。
結局、当社のミスではないことが判明したのですが、この対応により、そのお客様は一層当社の商品を気に入っていただきました。
もちろん何も考えずにすぐに行動する、ということはなく個々の状況をきちんと見極めることはします。しかし基本的には、やはりあれこれ考えて動けなくよりも、まずは行動することを心掛けています。
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