こんな履歴書は不採用!履歴書で絶対にやってはいけない10のNG例

履歴書


採用担当者は、履歴書の文字、書き方、写真などから、あなたの人間性、仕事に対する姿勢、を判断します。

些細なミスが命取りになり、不採用になることがあります。しかし、直接顔を合わせるわけではないので、いくらでも印象良く取り繕うこともできます。

ここで紹介するNG例に注意するだけでも、履歴書の印象は良くなりますので、必ずチェックしておきましょう。

目次

字が雑、手を抜いている

履歴の文字が雑だったり、下書きの跡が残っていたり、字が枠からはみ出していたりする履歴書に、採用担当者は良い印象を持ちません。

字が雑であれば、仕事も雑な人だと思われ、手を抜いていることが分かれば、「自社のへの想いが強くない」と判断されます。

履歴書の印象が悪ければ、職務経歴書にまで影響が及ぶこともあり、書類選考では間違いなく不利になります。

字が下手でも、あなたの応募企業への思いを込めて、読みやすく、分かりやすい履歴書を作成しましょう。

写真の印象が悪い・取り方が雑

日本の履歴書には写真を張る必要があり、この写真は採否に大きな影響を与えます。

ルックスの良し悪しで採否が決まるわけではありませんが、手を抜いていることが分かれば確実に印象は悪くなります。

スナップ写真を切り取ったものは当然NGです。また、私服で撮っている、髪がぼさぼさ、服装が乱れている、表情が悪いなどは、マイナス要因になります。

やはり写真館、スタジオなどで、プロのカメラマンに撮影してもらうのが一番です。

やむを得ずスピード写真で済ませる場合であっても、服装、髪型、表情などに細心の注意を払って撮影しましょう。

住所、学校名、会社名を省略している

マンションに住んでいるのであれば、何号室かまで記載します。また都道府県も省略せずに書きます。

学校名は、「○○高等学校」などの正式名称がある場合は、しっかりと記載します。「○○高校」と省略してはいけません。

会社名も「○○株式会社」など正式名称を記載しなければいけません。「(株)」と省略してはいけません。

採用担当者は、履歴書の書き方から応募者の仕事に対するスタンスを読み取ります。手を抜いてしまうと、「仕事でも手を抜く人だ」と印象付けられてしまいます。

履歴書は、隅から隅まで1ミリも気を抜かず、作成しましょう。

入学、卒業年度が間違っている

細かいミスが発覚すれば、「仕事でも同じようなミスをするだろう」と判断されます。その時点で採用担当者は履歴書を読むのを止めます。

不採用BOX行きです。

面接官は、入学、卒業年度など細かく確認しないかもしれません。しかし、下らないミスがバレ、不採用となり、時間を無駄にするぐらいなら、正確な履歴書を作成しましょう。

卒業年度などは、以下のサイトで簡単に調べることができます。

http://www.benricho.org/

また提出後に、ミスに気付いた場合には、採用担当者に「修正した履歴書を再提出したい」と伝え、採用担当者の指示に従いましょう。

6ヶ月以上のブランクの記載がない

履歴書に6ヶ月以上のブランクがある場合、採用担当者はそのブランク期間に行っていたことを気にします。

ブランク期間中に行っていたことを簡潔に記載するようにしましょう。

また、単に転職先が決まらなかったのであれば、「内定が決まらない応募者」というイメージを払拭するために、「勉強をしていた」「自己啓発をしていた」と記載した方が良いでしょう。

病気、ケガ、介護などが理由の場合

病気、ケガ、介護などの理由でブランクができてしまった場合は、現在の状況も記載するようにしましょう。

現在は問題が解決し、業務に支障を与えることはない、ということを記載しておけば、面接官も納得してくれます。

保有資格を全て記載している

資格は持っている数だけ、加点されるわけではありません。資格は応募企業で生かせるものだけを記載しましょう。

例えば、不動産業界に応募しているのに、パティシエの資格を記載しても何のアピールにもなりません。むしろ面接官に「他にやりたいことがあるのでは?」と入社意欲を疑われます。

また、応募職種に必要とされる資格がある場合は、勉強中と記載しましょう。入社後、宅建が必要になるのであれば、「勉強中」と記載しておくとアピールになります。

ただし、資格名を略してはいけません。

自動車免許は、「普通自動車第一種運転免許」。日商簿記は、「日本商工会議所簿記検定2級」といったように正式名称を記載しましょう。

一般的なものとは大きく異なる履歴書を使っている

基本的に、オリジナルのフォーマットで履歴書を作成しても問題はありません。

ただし、市販のものとフォーマットが大きく異なる履歴書だと、違和感を持たれたり、読みにくいと思われたりする可能性があります。

オリジナルのフォーマットで履歴書を作成する場合でも、市販の履歴書と同様の項目を盛り込むようにしましょう。

経歴や住所、性別、写真はもちろんのこと、配偶者の有無や、資格などの欄がなければ、わざと書きたくない部分を削除していると考える採用担当者もいます。

和暦・西暦が統一されていない

「平成○○年」「19XX年」など、和暦と西暦は統一させるのが原則です。

また、ふりがなにも気を抜いてはいけません。

「ふりがな」と書かれていれば、平仮名でふりがなを、「フリガナ」と書かれていれば、片仮名で書きます。

ここでも、細かい点に注意を払えないと、「仕事も雑な人だろうと」と思われるため、印象が悪くなります。

誤字脱字がある、修正液で直している

誤字脱字がある、もしくは修正液で直している、二本線で訂正しているなどが見つかれば、

「仕事が雑な人」
「適当な人」
「ミスを隠そうとする人」

など、悪い印象しか与えません。

どれだけ時間がかかっても、誤字脱字がないか見直し、ミスがあったら一から作成しなおしましょう。

不採用になった履歴書を使い回す

新しく履歴書を作成するのが面倒で、不採用になった履歴書を使い回すぐらいなら、時間の無駄なので、応募しない方がいいでしょう。

そもそも、他の会社でも通用するようなことが記載された履歴書など、採用担当者の目に留まるはずがありません。

何となく、応募するぐらいなら、応募しない方がましです。

また、不採用になった履歴書を書き写して、新しい履歴書を作成するのも、おすすめできません。

不採用になった履歴書を真似て、新しい履歴書を作成しても、また不採用になるだけです。

なぜ不採用になったのか?
何がいけなかったのか?
アピールが足りないのか?
読みづらいのか?
表現が悪いのか?

試行錯誤し、改善し、新たな履歴書を作成しましょう。

その他、以下のページでも履歴書の書き方について具体的に解説しているので、参考にしていただければと思います。

作成した履歴書は第三者に確認してもらう

誤字脱字やミスは自分でも確認することができますが、表現や体裁、伝わりやすい文章になっているかどうかは、第三者に確認してもらうのが一番です。

転職エージェントを利用してプロのコンサルタントに、履歴書の添削をお願いしましょう。

転職エージェントなら、「どんな履歴書が採用担当者の目に留まりやすいか」「どのような書き方が効果的か」など、書類選考を通過するためのノウハウを熟知しています。

そのため友人や家族ではなく、転職エージェントに添削をお願いしましょう。

おすすめの転職エージェント

その他にも様々な転職エージェントがあります。以下のページでまとめて紹介しています。

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