仕事でよく「今日中にお願い!」なんて頼み事をされることってありますよね。
しかしその言葉通り今日中、つまり日付が変わるまでに終わらせればいいのか、それとも定時までに終わらせればいいのか実際分からないものです。
では、「今日中にお願い!」はいったい何時までなのか?
それを調査したアンケート結果が以下です。
Q.あなたの中で、 仕事上の「今日中」とは何時までのことを指しますか?
順位 「今日中」だと思う時間 回答率
1位 17時まで 27.3%
2位 18時まで 15.3%
3位 24時まで 13.3%
4位 20時まで 10.3%
5位 19時まで 9.3%
「今日中」は定時までに終わらせておけば間違いない
1位、2位が17時、18時です。
多くの会社での定時ですよね。
つまり、大体の人は「今日中」を定時ととらえているようです。
考え得る一番早い時間ですが、やはりその会社の定時までに終えておけば間違いないようですね。
頼んだ本人がいる間に「終わりました」と言える時間が良いようです。
一方で、3位は24時まで。
言葉通り今日中で良いとしている人も、少なからずいるということです。本来はこうあるべきなんですよね。「今日中」と言っているのですから。
そもそも期限の話をする時に「今日中」という言葉を使うのは不親切ですよね。これは「夕方に駅で待ち合わせね!」と言うのと同じようなこと。
「夕方」のとらえ方が人によって全く違うように「今日中」も全然違います。
それなのに勝手に「今日中」=「定時まで」と思われていたらとても迷惑な話です。
仕事ができる人は、具体的な時間を指定する
本当にできる人、本当に思いやりのある人は「今日の18時までに」「明日の朝の会議に使うからそれまでに」という言い方をするでしょう。
本来は前日やそれよりも前の日から伝えるべきなのですが、仕事において突然の出来事は日常茶飯事ですからこれは仕方がないですが。
ベストなのは「今日中に」という曖昧な言葉をつかってくる不親切な人に「今日の何時までですか?」と聞くことでしょう。
それなら相手の何時を想定していようとも、しっかりと期限の把握が出来ます。
人に言う時は親切に、「何時までか?」を伝えてあげると、できるビジネスパーソンの仲間入りができそうですね。
ちなみに平均時刻は20時01分だそうです。平均時刻だからといってこの時間が最適というわけでありませんが。