- 平社員で終わる人
- 出世していく人
- 会社を辞めて起業する人
これらにどんな違いがあるのか?
ここでは具体的に解説します。
平社員で終わる人=与えられた仕事だけをする人
与えられた仕事だけしかやらないことが悪いというわけではありません。
しかし企業では自ら率先して仕事に取り組んだり、勝手に業務を終わらせてくれる人の方が重宝されるのは間違いありません。
平社員で終わる人がもっとも優先するのは、仕事のやりがいや給料ではなく自由な時間
家に帰ってビール飲む、テレビを見る、ゲームをする、または友人と飲みにいく。それを果たすために与えられた仕事以上のことは絶対にしません。
定時直前に仕事をふられようものなら、全力で断ります。もしくは仕方なく残業をします。
「仕事は悪」であり、生活するためにやらざるを得ないもという認識があるのです。
生活費を稼ぐために与えられた仕事はしっかりこなしますが、与えられた以上の仕事はしません。求められている以上のことは基本的にしません。
定時までに成し得るベストな質で仕事をこなし、そして颯爽と退社していくのです。
もちろんこれは決して悪いことではありません。仕事は最低限でこなし、プライベートを充実させる生き方はまったく悪いものではありません。むしろ会社・仕事に全人生を捧げるよりも健全でしょう。
ただし出世するかどうかでいうと微妙かもしれません。
出世する人=求められている以上の仕事をする人
出世するタイプの人が重視しているのは、自己成長であったり、出世、仕事のやりがいです。
それなりに今の仕事を楽しんでおり、また、これからどんどん上のポストに就くことが目標。与えられた仕事を完璧にこなすどころか、求められている以上の質で、仕事を仕上げます。
新しい仕事を任せてもらえると目を輝かせてそれに取りくみ、どんどん仕事をこなすので自然と収入も上がります。
会社の成長していく上で大きな役割を担っている人達です。ゆえに会社側も積極的に大きな仕事を任せてくれます。
ただしこのようなタイプの人は仕事と人生がイコールなので、仕事以外の趣味を持っておらず、人間としての面白みにかける場合も。また会社から見放された時に燃え尽きてしまい、精神的に不安定な状態になることも。自分がもしこのタイプなら、仕事以外の息抜きを見つけておくほうがいいでしょう。
会社を辞めて起業する人=他人の仕事なんてやっていられない
起業する人は、悪い言い方をするとわがままな人たち、もしくは変わり者です。
普通の人が我慢できることでも、我慢できないような、ある意味社会不適合な要素もあります。
起業家にもさまざまタイプがいますが、会社を辞めて起業するタイプの人はだいたい以下のような特徴があります。
- 人から与えられた仕事よりも、自分で見つけた仕事をやりたい
- 人が作った仕事をやるよりも、自分で仕事を作りたい
- 人に命令されるのが嫌
- 人と同じ働き方はしたくない、できない
- 自分でやった方が稼げる
起業家の家入一真も、普通のデザイン会社で働いていたが、仕事が嫌で退職、そして企業しています。
堀江貴文は人が作った仕事よりするより、自分で仕事を作っていくことに楽しさを見出し起業。
サイバーエージェントの藤田晋も人と同じ働き方が自分はできないとわかっていて起業しています。
このように起業する人は、人が作った会社で人の仕事をすることができない人達です。
彼らのようなわがままな人間の存在は、日本が豊かになっていく上で必要不可欠な存在でしょう。
おわりに|それぞれ向き不向きがある
起業に憧れる人もいると思いますが、起業に向いている人と向いていない人がいるのは事実です。人によっては会社員として生きるほうが幸せになれる場合もあります。逆に会社員として生きることがまったく向いていない人もいます。会社員という生き方に違和感を感じている人は起業、あるいは個人事業主として生きるほうが幸せかもしれません。
世の中には様々な生き方があります。また人生はそれなり長く、何かを始めるのに遅いということは常にありません。ぜひ色々なことに挑戦してみてください。