「あなたはどんなタイプの人ですか?」
「集団ではどのような役回りが多いですか?」
といった質問を面接で受けた時「私は参謀タイプです」と言う人がいますが、これは止めるべきです。
なぜなら、企業が求めているのは「先頭をきって仕事をし、周りを牽引してくれる人」だからです。
企業は「参謀タイプ」の人を求めていない
「私は参謀タイプです」
この言葉を使う人は、「自分は出しゃばらない人間で、人をサポートするのが得意だ」ということをアピールしたいのだと思います。
しかし、面接の場で「参謀タイプです」と発言してしまうと、面接官には「自分で先頭をきって仕事をする意欲がない人」という印象を持たれてしまいます。
そもそも参謀とは社外から採用するものではなく、社内で育てるものです。わざわざ募集をかけて採用活動をしている企業が求めているのは、「先頭をきって、主体的に仕事をし、周りを引っ張ってくれる人」です。
しかも社会人経験のない既卒者が「参謀だ」と述べても、「参謀とはどういうことか知っているのか?」と面接官に返されてしまうだけです。
そのため面接で、「参謀タイプ」と発言してもプラス評価になることはありません。それどころか「何も考えないで発言している」と捉えられ、マイナス評価になることもあるでしょう。
「参謀です」という言葉は使わず率直にアピールする
もし、「自分は目立ちたがり屋ではなく、人をサポートするのが得意だ」という人は、「参謀タイプ」と言わずに、「目立とうとするタイプではなく、人をサポートするのが得意です」と、そのまま言葉にするようにしましょう。
このように述べた方が、面接官に変な疑いを持たれることもありません。また、述べる際は具体的なエピソードも一緒に述べると、より説得力が増します。
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