転職サイト(サポートがないサイト)と転職エージェントの見分け方「4つの方法を解説」

エージェントなし

「エージェントなどの余計なサポートがない転職サイトを使いたい」
「企業に直接応募できるサイトを使いたい」

最近では、転職エージェントも求人を掲載していたり、エージェントを転職サイトとして紹介されていたりします。

そのため、あるサイトがたんに求人が掲載されているだけのサイトなのか、それとも転職エージェントなのか、見分けづらくなっています。

そこでここでは、転職サイト(サポートがないもの)と転職エージェントの見分け方を紹介します。

目次

転職サイト(サポートがないサイト)と転職エージェントの見分け方

転職エージェント(人材紹介)なのか? それとも転職サイトなのか? を見分けるときは、以下の4つのポイントに注目しましょう。

  1. 企業名が公開されているか?
  2. 人材紹介、エージェント、転職サポート、転職相談などの記載があるか?
  3. 「サービス紹介」のページや「利用の流れ」のページがあるか?
  4. 企業の直接求人応募ができるか?

企業名が公開されているか?

求人が公開されていない場合は、転職エージェントです。

企業までしっかり記載されていれば、エージェントではない、転職サイト(転職サイト)である可能性が高いです。(例外もあるので注意)

また、求人は掲載しているが企業名が公開されていない場合は、転職エージェントです。

たとえば「リクナビNEXT」や「マイナビ転職」は転職エージェントではなく求人広告サイトなのですが、企業名もしっかり記載されています。

一方、転職エージェントの場合は、企業名の記載されておらず、職種や年収だけしか記載されていない場合があります。

たとえば以下の画像は、マスコミ専門の転職エージェント「マスメディアン」の求人詳細ページです。

マスメディアン
マスメディアン 求人情報

職種や勤務地、年収は記載されているのですが、企業名は記載されておらず、典型的な転職エージェントだといえます。

ただし、最近は企業名も記載した求人を公開している転職エージェントが増えています。

見分けづらいサイトもたくさんあるので、他のポイントにも注目するようにしましょう。

「人材紹介」「エージェント」「転職サポート」「転職相談」などの記載があるか?

「○○エージェント」
「転職サポートサービス」
「転職相談はこちら」
「求人を紹介します」

などの記載があれば、それは転職エージェント(人材紹介)です。キャリアアドバイザーがついているので、煩わしいやりとりが発生します。

たとえば以下の画像は、リクルートエージェントの求人詳細画面なのですが、画面の右上に「転職サポートに申し込む」という記載があります。

リクルートエージェント
リクルートエージェント 求人詳細画面

リクルートエージェントは、「エージェント」というサービス名なのでわかりやすいですが、見分けづらいサイトもあります。

たとえば、以下はワークポートの求人詳細画面です。

一般的な求人広告サイトのように、企業名や仕事内容が記載、そして「この求人に応募する」というボタンも設置されています。

ワークポートが転職エージェントであることを知らないと、転職サイトだと勘違いしてしまいます。

ワークポート
ワークポート 求人詳細画面

しかしよくみてみると、「転職相談」という単語があります。

この「転職相談」という単語があれば、高確率で転職エージェントです。

「この求人に応募する」というボタンを押して、サイトに登録すると、キャリアアドバイザーによるサポートが始まります。

「サービス紹介」のページや「利用の流れ」のページがあるか?

転職エージェントの場合は、ほぼ間違いなく、サービス紹介のページ、利用の流れを紹介するページが存在します。

マイナビエージェント サービス紹介ページ
マイナビエージェント サービス紹介ページ

また「利用の流れ」のページを見ると、「面談」や「キャリアカウンセリング」「求人紹介」などのステップがあります。

これらのステップがある場合は、間違いなく転職エージェントです。

一方で、「マイナビ転職」や「type」などの転職サイトでは、「利用の流れ」を解説するようなページはありません。

転職エージェントかどうかを見分けるときは、「利用の流れ」のページがあるかどうかに注目してみましょう。

企業の直接求人応募ができるか?

転職エージェントと転職サイトの決定的な違いは求人応募の仕方にあります。

※転職サイトの場合
求人応募をすると、企業に直接応募連絡がいく。採否の連絡も企業の採用担当者から届く。
※転職エージェントの場合
求人応募する場合は、エージェントに応募意思を伝える。エージェントが代わりに企業に応募する。採否の連絡はエージェント経由で伝えられる。
転職エージェントと転職サイトの違い

企業に直接応募できる場合は、転職サイトです。

直接応募できない場合は、転職エージェント(人材紹介)となります。

実際に求人応募してみないとわからない場合もありますが、転職エージェントかどうかを一発で見分けることができます。

求人広告サイト一覧

煩わしいエージェントとのやりとりがない、転職サイトを一覧で紹介します。

他にも転職サイトはたくさんありますが、ひとまず以下のサイトを利用しておけば、十分に求人を見つけられるはずです。

サイト名特徴・注意点
リクナビNEXT大手株式会社リクルートが運営する転職サイトです。エージェントのサポートはありませんが、リクルートエージェントと提携しているため、エージェントから連絡がくる場合があります。エージェント利用の意思がない場合は、きっぱり断るようにしましょう。
Find Job!IT・WEB業界に特化した転職サイトです。エージェントのサポートはないので、安心して利用できます。また他のサイトにはない求人が豊富なので、一度はチェックしておくべきですサイトです。
マイナビ転職マイナビの中途向け転職サイトです。こちらを利用しているぶんには、エージェントから連絡がくることはありません。
type首都圏の求人、営業の求人、エンジニアの求人に強みがある転職サイトです。
はたらいく株式会社リクルートが運営する転職サイトです。地域に密着した企業をテーマに、求人を掲載しています。リクナビNEXTとはまた毛色の違う企業がたくさん掲載されているので、一度はチェックしておくことをおすすめします。
GreenIT・WEB業界の求人が豊富な転職サイトです。有名大手企業から優良ベンチャー企業まで、IT業界のありとあらゆる企業が見つかります。余計なサポートがないので、自分のペースで転職活動を進めることができます。
女の転職typetypeが運営する女性向け転職サイトです。女性に人気の職種、女性が働きやすい企業の求人が豊富です。
とらばーゆ株式会社リクルートが運営する女性向け転職サイトです。オフィスワークのような女性に人気の職種や、産休・育休あり、女性が活躍できる職場など、女性が働きやすい企業の求人が豊富です。

転職エージェントなしでも転職できるのか?

疑問


自身のスキルや経歴、スペックに自信がある方や転職活動に慣れている方であれば、転職エージェントを使う必要はないでしょう。

転職サイトだけを利用して、自分のペースで転職活動を進めても問題ありません。

ただし、転職が初めての方や未経験の仕事に挑戦する方、スペックに自信がない方は、できれば転職エージェントを利用することをおすすめします。

転職が初めて、低スペックなどの方は転職エージェントを利用した方がいい

転職エージェントとのやりとりはたしかに面倒です。

また相性の悪いアドバイザーが担当になってしまったときのことを考えると、転職エージェントは面倒な存在としか思えません。

しかし、転職が初めての方や学歴がない、スキルや経験が乏しいという方は、転職エージェントを使うべきです。

なぜなら自力で転職活動を進めてしまうと、自己PRがうまくできず転職活動が長引く恐れがあるからです。

なかなか転職先が決まらず挫折してしまったり、大きなブランクできてしまったりする可能性も。

ですから転職エージェントを使って、プロからアドバイスもらい、正しい方法で転職活動を進めるべきなのです。

転職エージェントをうまく活用する方法は、以下のページで解説しています。

煩わしい転職エージェントも、うまく使いこなせるはずです。

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